【JRTA】代表 ランニングトレーナー 三浦直樹 日誌 #02 現場で感じたギャップ

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#02 現場で感じたギャップ

当時、僕はヨガやピラティスなどのレッスンの他、ランステ機能も付いた複合型フィットネススタジオの店長として、施設管理やイベントの企画・運営などの仕事をしていました。

そのスタジオは皇居から近いということと、所謂ランニングブームが相まって、連日多くのランナーさん達に利用してもらっていました。

そんな中、初心者ランナーさん達を中心に、ランニングを教えて欲しいという声を多く貰うようになっていたのですが、それに応えるように、スタッフの中でフルマラソン経験のある僕が、会員さん達に簡単なランニングのアドバイスをするようになりました。

その時に、僕はあることに気づきました。

それは、ランナーさん達の声に耳を傾けていると、「マラソンを速く走れるようになるにはどうしたら良いですか?」よりも「走ると◯◯が痛くなるんですけど、どうしたら良いですか?」という、ケガや不調に対する類の質問が多いということです。

健康志向の高まりから始まった当時のランニングブームの実情に、なんだか大きな矛盾と愕然とした想いを感じたのを今でも覚えています。


続く

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この記事を書いた人

NAOKI MIURAのアバター NAOKI MIURA JRTA代表 / 株式会社PEOPLE 代表取締役

30歳の時に母がパーキンソン病を患い、介護生活を送る中で、人の身体や健康に携わる仕事をしたいと決意し、勤めていた会社を辞めて代替医療の世界に飛び込む。 8種類もの専門資格を取得し、整体院やストレッチサロン、パーソナルトレーニングジムなどでの修行を経て独立。
フリーランストレーナーとして、整体師・カイロプラクター・パーソナルトレーナーとして活動した後、2013年、中目黒にプライベート整体サロンを開業。 開業間もなくで口コミや紹介が広がり、予約が2ヶ月待ちになることも。8年間で延べ1万人以上の方々の身体のケア・メンテナンスに従事。
母親の死をきっかけに挑戦したフルマラソンで、走ることの楽しさに魅了されて、2014年からランニングトレーナーとしても活動を開始する。 しかし、トレーナー活動をしていく中で、世の中の一般ランナーの約8割以上の人達が、膝など身体の痛みや怪我に悩まされているという事実を知り驚愕する。
そこで、今までの経験や代替医療の知識をもとに、「怪我や痛みのない正しい走り方」「今よりも疲れず楽に軽やかに走る方法」などを指導することに特化した、トレーニングメソッドを考案。
以後、初心者ランナーから著名人まで、幅広い層の指導経歴を持つ、国内でも数少ないランニング専門のパーソナルトレーナーとてして活動。

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