「フットサル戦術クリエイター」横澤直樹監修 ”パドロン”【ゴールパターン】ドリブル(9種類)編

前回のおさらいはこちらから

「フットサル戦術クリエイター」横澤直樹監修 ”パドロン”【ゴールパターン】パス(14種類)編

目次

ゴールパターン(ドリブル)

ドリブルからのゴールパターンは、パスの説明時と同様に「約束事」と「基本的な手順」のベースをもとに、攻撃システム2:1:1のポジショニングで、fixoからのスタートとなります。

フィニッシュの動きに番号をつけ、ひとつひとつの戦術として、区分けしながらも、その戦術を繰り返し使えるように連動します。

それでは、一緒に勉強していきましょう!

Vamo lá!!

ドリブルからのゴールパターンは9種類

逆サイドのalaへ展開

上記で実施した、パドロン1~7を、fixoから逆サイドのalaへ展開することで、ポジショニングの高さなどが影響し、利用するスペースの使い方も変わり、フィニッシュのパターンも倍の14種類に発展します。

上記は、fixoから、右alaへの展開

下記は、fixoから、左alaへの展開

上記は、fixoから、右alaへの展開

下記は、fixoから、左alaへの展開

2:1:1のポジション変更

2:1:1システムの、Alaのポジションを反対にします。

ポジショニングを変更するだけで、選手の利き足を活かすことも可能になり、パス・ドリブル・シュートの精度や、成功率アップにもつながります。

上記は、左alaのポジションが高く、右alaのポジションが平行

下記は、右alaのポジションが高く、左alaのポジションが平行

効果的な戦略手順

戦略的に、パドロン1~7を順番に使用すると、攻撃角度を変化自在に操ることとなり、相手に先入観を与え、守備を迷わせ、効果的な攻撃になります。

中央を攻撃

中央を攻撃

中央から外側を経て、縦or横を攻撃

外側からトラップのタイミングを外して中央を攻撃

外側からパスのタイミングを外して中央を攻撃

外側から外側縦を経て、中央を攻撃

外側から中央を経て、外側or中央を攻撃

ゴールパターン(ドリブル)まとめ

上記で紹介した「パドロン1~7」と「戦略的な手順」があることにより、効果的なドリブル攻撃ができます。

チーム戦術として、ドリブル攻撃のフィニッシュの統一と、攻撃手順で狙いどころを共有することにより、全ての選手に共通理解がうまれます。

ゴールの機会もローテーションにより、全員につくられるので、4人が同時に行動できる、連係プレーが可能になり、なおかつ連続攻撃を対戦相手に与えることができます。

そして、ドリブル攻撃を対戦相手にイメージさせたことにより、パス戦略が活かされることにつながり、ドリブルの連係とパスの連係の攻撃を織り交ぜることで、対戦相手を迷わせることが可能になります。

さらに、「ゴールパターン」の最終的な陣形を確立させると、パターン攻撃失敗後におこるリスクの回避や、ゴールパターンのスピードを加速させることができます。

次回は、【フィニッシュ陣形】トリアングロYについて説明していきます。

Bom sucesso(成功しますように)

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横澤直樹のアバター 横澤直樹 Fリーグ デウソン神戸監督 フットサル戦術クリエイター

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