【水泳・競泳】クロールのリカバリー、ハイエルボーか?ストレートか?

こんにちは。

水泳パーソナルコーチの西川です。

前回の投稿から随分と間が空いてしまい申し訳ございません。

これからは週に1回は更新していきたいと思っていますのでよろしくお願いいたします。

さて、今回はハイエルボーかストレートか!ってお話です。

あまり水泳に興味がない方ですとなんのこっちゃ?って感じですよね。

クロールのリカバリー動作(水の外で腕を戻す動作)のお話です。

目次

01.クロールのリカバリーには2つの種類がある

①ハイエルボー

ハイエルボーっていうのは読んで字のごとく、肘を高く上げて戻す方法です。

ただ高く上げるのではなく、指先より高く上げて戻す動作になります。

この形をしっかり作るって意識ではなく、肘から先の前腕をリラックスするイメージ。前腕の力が抜けたからハイエルボーになっちゃったって感じがいいですね。

このハイエルボー、どんなメリットがあるかと言うと、前述したとおりリラックス。腕や肩への負担が少ないと言われています。

あ、少ないって言ってもそれなりに負担はかかりますけどね。

なので、このハイエルボー、選手でいうと長距離の選手に多いですね。

②ストレートアーム

これも読んで字のごとく、肘を真っすぐにして指先を大きく振るリカバリー方法です。

この泳ぎは腕をどんどん回せるので短距離の選手に多いですね。

メリットとしては、前述したとおり腕を速く回せて回転速度を上げられること。

デメリットとしてはやはり腕、肩への負担が大きいことですね。

02.ハイエルボーとストレートどっちがいいの?

それではこのハイエルボーとストレート、どっちがいいのかってお話。

結論から言うと、どっちでもやりやすい方でOKです。

水泳を始めたばかりの人でしたら、ストレートアームでまずは肩を大きく回す練習。その後、ハイエルボーの方がかっこいいな!とか、楽そうだな!なんて思ったら挑戦してみるといいですね。

水泳コーチとしての経験上、大人になってから水泳を始めた方の間ではハイエルボーの方が人気があるように思います。

ゆっくり長く、きれいに泳ぎたいって方には特に人気のようです。

先ほども書きましたが、短距離選手にストレートアームが多く、長距離選手にハイエルボーが多いのは確かですがどちらとも全員が全員ってわけじゃないんです。

トップスイマーでも、逆の選手はたくさんいますからね。

あくまでも自分自身に合った方を選んでいただければと思います。

実際、自分自身も50mのクロールを全力で泳ぐときはストレート、ゆっくり長く泳ぐときはハイエルボーって感じです。これは意識してやっているわけではなく、自然となっちゃってるって感じなんです。

03.まとめ

で、話をまとめると、クロールのリカバリー動作にはハイエルボーとストレートの2種類がありますよ。

長距離で多いのがハイエルボー、短距離で多いのがストレート。

でも、自分自身に合った泳ぎ方でいいですよ!

ってお話でした。

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この記事を書いた人

西川 公介のアバター 西川 公介 スイムパーソナルコーチ

・大手フィットネスクラブを退職後、独立。水泳指導歴26年
・ジュニアトップスイマーのフォーム形成に従事し、2015年から2022年までジュニアオリンピック金メダリストのパーソナルレッスンを担当
・ジュニアのトップスイマーを中心に、幼児、学童、一般成人まで幅広くレッスンを実施
・主な指導実績:ジュニアオリンピック優勝者、ジュニアパンパシ日本代表、日本選手権・ジャパンオープン決勝進出者、インターハイ、国体入賞者のフォーム形成に従事

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