科学的なアプローチ
カタールW杯、盛り上がってますね!
日本代表も初のベスト8進出まであと一歩のところまで迫りました。しかし同時にモロッコやクロアチアを見るとこの一歩がまだまだ大きな壁を越えなくてはならないとも感じさせられました。
短期で連戦を繰り返す大会はコンディション作りが非常に重要となってきます。
特に今回のW杯は異例の冬開催で、この影響をモロに受けているのが欧州の主要リーグです。
夏場の開幕から上位クラブほど自国のリーグ•カップ戦以外にCLやELなどほぼ毎週中3日(中2日の時も)で試合をこなしていましたが、案の定10月あたりから各クラブ怪我人が増えてきていましたね。
そんな中で、日本代表の記事で面白い話を見つけました。
さすが、最前線の現場では当たり前のことなのでしょうがしっかりと科学的なアプローチをされていますね。
筋肉は使われれば疲労して硬くなることは皆さんも耳にしたり体感している方も多いのではないでしょうか。
実はこの「筋硬度」
体質により同じ強度の負荷がかかっても硬くなりやすさが個々で変わってきます。
同じ練習やトレーニングを行ってもその後の筋肉の硬くなりやすさには個人差があり、さらにこれらは年齢は問わず自身の体質として認識する必要があります。
この筋硬度は以下の遺伝子項目から把握することが可能です。
ESR1(エストロゲン受容体1)
そもそも筋硬度が高いと何が起こるのか
などなど、上記で挙げた他にもさまざまな影響が考えらえます。
対策は?
主な対策法としては
筋肉の柔軟性を取り戻す必要があるため、ストレッチやマッサージが有効になります。
また、カンビアールでは筋硬度以外にも
疲労骨折(骨の生成)
靭帯損傷(コラーゲン組織)
鉄不足(鉄の吸収)
なども同時に検査し、体質的にリスクのある方は日頃のケアやトレーニングや食事に活かして怪我のリスクをできるだけ下げることを推奨しています。
遺伝子研究が進み、一般の方でもこういった検査ができるようになってきました。
こういった科学的な情報をもとに「感覚」だけに頼らずしっかりと「確信」を持ってトレーニングや練習に取り組め、試合へと臨める環境が広まることを期待しています。
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