【サッカー指導者サポート】加藤到 ジュニア年代における8人制サッカーのシステムについて

こんにちは。加藤到です。

今回は8人制のサッカーでよく見られるシステムをまとめてみましたのでぜひご覧ください。

目次

3−3−1

11人制でいうところの4−4−2のようなイメージです。バランスよく配置されているため守備において安定感のあるシステム。攻撃はカウンターや、サイド攻撃には向いているが、ボールを保持しようと考えた時には縦関係が多いため選手たちが意図的に斜めのパスコースを作っていく必要があるため、個人戦術が重要になってくる。

3−2−2

こちらのシステムは中央に人が多く配置されるため、攻守においてサイドに誰が出ていくかといったスペースの使い方、埋め方の仕組みが必要。狭い中でボールを受ける力、中央を攻略していく力、また、トランジションにより即時奪回といった戦い方ができる選手たちがいると相手にとっては脅威となる。

2−4−1

中盤に多く人を配置するためボールの保持を求めたいシステム。2CBの脇をどのようにして守るかが鍵となってくること、中盤真ん中の2枚のボランチの選手たちがいかにCFと関われるかも同様である。そしてSHの選手たちが何度も上下動をすることを厭わない選手たちであることも求められる。ボランチの選手たちのポジションにも変化を生みやすいシステムである。縦関係気味になれば2CB+アンカーのようなイメージで4−3−3への移行がスムーズにいきそうである。また、CFと同列になれば2−3−2のような形になり斜めのパスコースが増えボールの動きがスムーズになることが予想されると同時に2トップの関係性(コンビネーション)での攻撃が生まれてくるのではないかとも考えられます。

まとめ

この年代の選手たちはあらゆるシステム、あらゆるポジションや役割を経験してサッカーメモリー(経験値)を増やしていきたい年代だと思っています。もちろんこの年代からサッカーの目的・原理原則を理解していくことも大切です。

最後までお付き合いいただきましてありがとうございます!!

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この記事を書いた人

加藤 到のアバター 加藤 到 ITARU METHOD FOOTBALL代表  サッカー指導者

元公立高校保健体育科教諭。
たくさんの方に支えられてJFA公認A級ジェネラルライセンスを取得、またサッカー愛知県少年国体選抜監督、県トレセン監督に就任したことをきっかけに、指導者の方々に自分が経験したこと学んだことを伝えていくため、指導者塾を立ち上げ代表に。アジアの国を中心に各国を訪れ、指導者養成講習会やクリニックを開催中。
SC豊橋アゼリア(社会人愛知県東三河リーグ所属)ヘッドコーチ。
台湾E.C.DESAFIO TAIPEIクラブデベロッパー。
アフリカウガンダのKOMOREBIフットボールアカデミーダイレクター。

コメント

コメント一覧 (1件)

  • こんにちは、兵庫県の本城幸治です。
    ITaruメソッドの本を購入したいのですが、どのしたらよいでしょうか?
    教えてください。

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