【垣本右近】「勝利至上主義は親のエゴ」で思う、親としてのマインド

▼勝利至上主義は親のエゴ

“勝利至上主義”は親のエゴ? l NHK l WEB特集 l 柔道

引用元:NHK WEB特集 参照

【親のマインド】

子供より親が力入っちゃうんだよね。わかります。

長男→次男→三男
と親御さんの熱が段々冷めてくるのは
勝ち負けだけじゃないよ!

というのがわかってくるから。

僕らの場合はコーチとしてたくさんの子どもたちを見てきた。

めちゃくちゃうまい子どもでも
J下部や有名な高校に行っても
高校や大学卒業したら
サッカー辞めちゃう子たくさん見てきた。

サッカーが嫌いになったのか
サッカーをやる環境がないのか
サッカーより楽しいこと見つけたのか

わからないけど
それが一番寂しいわけで

めちゃくちゃうまくてクラブを移籍したり、親御さん気合入ってるな~って子に限って多かったり、そうなった時の親御さんの落胆ぶりが・・・。

やっぱりサッカーは続けて欲しいな。
世界で一番愛される楽しいスポーツ

なので指導はそこから逆算して教えていきたい。

プロになんてならなくても幸せな人生なんていくらでも作れるんだよ。
だから友達と競争なんてしなくてもいい
それよりもめちゃくちゃサッカーをやっている時間を楽しんで~。

そしてずっとサッカーできる環境を作り続けることが僕らの役目。

子どもたちは負けるために試合してないし、手を抜いている子もいない。

親はそんなことをしっかり理解した上で子どもの最良のサポーターになってあげないと。サッカーに対してごちゃごちゃ言わない!!それはコーチの役目。

もちろん負けて良い試合なんて1試合もない
勝つために努力する、スポーツの絶対条件!

でも勝てない試合もある。
大差で負けちゃう時もある。

スクール生で0-18で負けちゃった子が、そんなときは空を眺めながらサッカーしよ!ってコーチが言ってたって。

泣けてきちゃうよね。
サッカー辞めないで〜

ぼくも去年の関東フットサルリーグの開幕戦で0-10で負けてしまった。悔しい。辞めようかなと思った。だけど、子どもにそんなこと教えてないよなって我に返る。次に同じことを繰り返さないような努力をする。同じ戦いにならないような戦略を練る。

全日本柔道連盟が全国大会廃止を決定したけれど、大会を廃止することよりも
0-18とかそんな試合を成立させないことを考えて。

大切なのは大人が環境を整えてあげること。それで言うと勝つことだけじゃないよ!っていうマインドを指導者も親も持つスポーツ教育をしていくことが日本のスポーツ文化の発展に繋がるんだと思う。全国大会廃止を決定して賛同が多かったけれど、全国の仲間と戦う場だったり、そこに出る努力だったりは絶対必要だと思う。

大会廃止するより、種目別じゃないスポーツ指導者ライセンスを発行して「スポーツ=遊び」「生涯スポーツ」をきちんと伝えていくことが大切だと思う。

全国大会に出ようが、日本一になろうがその時はすごいチヤホヤされるけど、時間が経てば良い思い出になるだけでサッカー辞めちゃったら意味がない。

社会に出たら日本一になったことなんて誰も評価してくれない。
仕事になんかほとんど繋がらない。

プロ選手を育てることも大切だけど、
30歳、40歳になってもサッカー続けている生涯スポーツ選手をたくさん育てていきたい♪

No19

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