【MLB】ジャイアンツが1イニング4本を含む2002年以来最多の1試合7ホーマーを放つ!

ニューヨーク、ブロンクスでの開幕シリーズでは2度完封負けを喫したが、サンフランシスコ・ジャイアンツのバットはシカゴのサウスサイドで爆発した。

ジャイアンツは、現地3日にギャランティードレートフィールドで行われたホワイトソックスとの試合で12対3と大勝。5回の4ホームランを含む7本塁打を放った。対ヤンキースとの開幕3試合では併せて7得点に終わったが、ホワイトソックスとのカード初戦での打撃陣の復活に監督のゲーブ・キャプラーはとても満足していたようであった。「彼らのスイングを目にすると、我々のオフェンスによる良い仕事だったし、その状態を維持していた。我々は7対0となり、相手が取り戻してきて7対3の試合になった。ただ我々は止まる事はなく、良い9イニングを作り上げた」と試合後に記者陣の取材にそう答えてた。

そして1試合7ホームランは2002年7月2日のクアーズフィールドでの対ロッキーズ戦以来のチームでは最多記録で、この試合ホワイトソックス相手にはなった7本のうち5イニング目の4本はすべてがソロホームラン。しかも、マイケル・コンフォート、サイロ・エストラーダそれぞれがホームランを放ち2人打者が打席に立った後、マイク・ヤストレムスキー、デイビッド・ビヤーも続けてボールをスタンドに運ぶ1イニング、2度の2連続アーチであった。

またエリアススポーツビューローによると同イニングで異なる2連発でのホームランがあったのは1958年にチームがサンフランシスコ移転後では初の出来事だった。
そのカルテットの一人となったビヤーは「自分の前を打つ選手たちに敬意を表さなければならない。彼らは本当に素晴らしい打席に取り組み続けるのに一体となっていた。彼らは連打を提供してくれたし、自分は素早くそれに飛びつけた」と語った。

ジャイアンツのこの試合での初得点はジョク・ピーダーソンの2イニング目のソロホームランかたスタートし、またビヤーは9回に2本目となるキャリア初の満塁ホームランを生み出し、ブライス・ジョンソンもメジャー初アーチでその後に続いた。
また一方でホワイトソックスの先発投手であるマイケル・コーペックは5被弾を浴びジャイアンツ戦で投げた投手としては1987年6月25日にレッズの同じく先発投手であるビル・ガリクソン以来の結果となった。ちなみにガリクソンはこの一年後読売”ジャイアンツ”に入団し2シーズンプレーした。

「日曜日の負けは我々に後味の悪いものを残した。だから僕はみんなが事を始めたいというのは知っていた。これは本当に良いスタートだ」ビヤーはまたそう加えた。ニューヨークでのヤンキース戦、3試合で43度空振りするなどジャイアンツにとって三振は大きな問題で、それらの数字は開幕シリーズではサンフランシスコ移転前からさかのぼっても記録的なものだった。だが、終始不安定な攻撃であったが、ジャイアンツは手を加えず、不安定という名のわだちを抜け出すために自分たちのバッター達のポテンシャルに期待した。
ビヤーはこうも口にしている。「僕たちの良いスイングが続いたものだと考えている。素晴らしいスイングをし続け躊躇しない事、僕たちにとって重要な事だ。そのことが今日は1番から9番まで現れていたと思う」

また長打は、2021年の10月1日以来勝ち星がなく昨年は足首のケガで一年の大半を欠場した先発ピッチャーのアンソニー・デスクラファー二に白星をつける事も助け、デスクラファーニは6回を無失点、4奪三振、無四球、被安打3と好投した。「しばらくの間だった。とりわけ昨年があったから、良い試合を投げるのは気分がいい。一登板目では良かった」とデスクラファーニは試合後にそう述べている。

ギャランティードレートフィールドのフェンスを越える打球をジャイアンツの選手が運ぶことは、何ら驚きではなく、チームのファーハン・ザイディ総責任者をはじめとするフロントは今オフ、パワー強化にフォーカス。ピーダーソン、コンフォート、現在はIL入りしているミッチ・ハニガーがサンフランシスコの長打力を底上げすることを助長させてくれるだろう。

また昨年AAAで27ホームランを放っているビヤーそしてエストラーダも自らののホームランを提供すれば、より危険な打線となるかもしれない。

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https://www.mlb.com/news/giants-homer-four-times-in-fifth-inning-vs-white-sox

本記事は、URL元の記事を元に翻訳、書き加えたものです。
引用元:nbcsports.com

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