「フットサル戦術クリエイター」横澤直樹が今伝えたいチーム戦術 ”パドロン”【攻撃システム】2:1:1(ポジショニング)編

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攻撃システム

戦術的に、バランスよく、スムーズな団体攻撃をするための基本的な配置になります。

現在のフットサル界において、認知されている、4人攻撃システムは、「1-2-1」「2-2」「1-3」「3-1」「4-0」です。

それぞれ、戦略的にゴールパターン、狙いどころが異なり、長所と短所があります。

パドロンのシステムは、上記に当てはまらない「2-1-1」のシステムを使用します。

今回は、「ポジショニングの設定」と「各ポジショニングの役割」について、説明してい行きます。

それでは、一緒に勉強していきましょう!

Vamo lá!!

ポジショニングの設定

パドロン(原型)を使用するためには、「ポジショニング」を設定し、理解することが大切です。

ポジショニングによって、攻撃パターンは変化するので、統一されたチーム攻撃を発揮させるために、正確に設置する必要があります。

なお、図中の顔のマーク左・右は、推奨する利き足です(あくまで一つの例)。

各ポジショニングの役割

各ポジショニングには「役割」があり、役割ごとに「ボールロスト時」と「攻撃前進時」の対策を取ります。

【ボールロスト時】

まず、攻撃時にボールを奪われたときのサポートの優先順位を考えます。

トランジションが起こりやすいスポーツですので、攻撃をしている時に、ボールロスト時を想定すると、カウンター攻撃に対しての守備は迅速に対応できます。

【攻撃前進時】

次に、ボールホルダーが、ゴールを奪うため、前進しているときのサポートの優先順位を考えます。

ボールホルダー以外の選手が、ボールホルダーの前進を促すポジショニングをとることで、パスコース、ドリブルコース、シュートコースを確保することが可能になります。

ポジショニングの設定と各ポジショニングの役割(まとめ)

上記で紹介した「ポジショニングの設定」と「ポジショニングの役割」は、チームとしての攻撃システムを最大限に活用するために、攻撃パターンを設定し、役割を統一させます。

ポジショニングの設定をすることで、設定に見合う選手の選考により、特性を活かしやすくなり、ポジショニングの役割「ボールロスト時」と「攻撃前進時」の対策があると、チームとして、選手が機能しやすくなります。

さらに、上記のような、ポジショニングに関することを、より深く追求することで、チームとしても、個人としても、役割が明確になりますので、次回は、もうすこし深く、追求していきましょう。

次回は、【攻撃システム】2:1:1(距離間の意図)について語ります。

Bom sucesso(成功しますように)

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横澤直樹のアバター 横澤直樹 Fリーグ デウソン神戸監督 フットサル戦術クリエイター

【フットサル戦術クリエイター】
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