【相原ユタカ】ボクの愛した裏サッカー ~タイリーグのボーナス~

なんだかんだでもう4件も書いちゃいましたね。ちょっとそろそろ下世話な話でもしましょうか。お金の話です。

タイリーグも待遇が良くなりましたよ。給料なんてボクの頃から比べて下手すりゃ10倍以上ですよ。そんなタイリーグのあるチームでこんな話を聞きました。

“今戦ってるアジアの大会で優勝したらチームに●百万バーツのボーナス”

素晴らしすぎる。こりゃ、選手たちのモチベーションもマックスですよね。やっぱりサポーターの為とかなんだかんだとか言いますが、お金が目の前に見えたらそりゃその為に戦いますよ。

さて。

そんなバブリーな現在は置いといて、過去に遡りましょう。

ボクの所属してたタバコFC。なかなか勝ち星を上げれずにリーグも半ばを過ぎまして。このままじゃ降格争いまっしぐらってとこまで勝てなかったんですよ。何とかしようと思ったマネージャーが一言。

“明日の試合勝てば、マッサージに連れて行ってやる!”

ここで言うマッサージって言うのは、いわく付きのマッサージ。タイに住んでる皆さんですので、詳しく言わなくても分かると思いますが、ちょっとピンクな匂いのする怪しいマッサージです。

いやぁ、選手は燃えましたね。その8年後には何百万バーツってボーナスの時代が来るとも知らずに、一心不乱に戦ったワケですよ。そして、なんと試合に勝ちましたよね。“プロ”ってなんなんでしょうね。

さて、みんなでマッサージに行こう!

かと思いきやなんと抽選会。三名様だそうで。それでも練習後にみんなで大盛り上がりの抽選会。

なんか、純粋なんだか下品なのか・・・。 

余談ですが、それ以降のこのボーナスは無くなった為にボクらは最終的に降格の入れ替え戦まで行ってしまいましたが、ギリギリ残留を果たしました。

この国のリーグは盛り上がりを見せ、ボーナスがピンクからゴールドに変わったのです。

注: ホントの話ですが、コレが全てでないです。

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この記事を書いた人

相原 ユタカのアバター 相原 ユタカ タイプロフットサルクラブ オーナー兼選手

2003年タイでプロキャリアをスタート。日本で一番面白いサッカー人を目指し、サッカーで痛い目に合うためその後バングラデシュとウガンダリーグでプレー。その後2009年からタイのシラチャにて日本人向けサッカースクール、ユタカフットボールアカデミー設立。自身も左手に障がいを持っているため同じような子供たちに夢を与えるため2011年からタイのろう学校でサッカーを指導。2019年からは恐らく世界初となる障がい者が活躍するプロフットサルクラブを設立。現在タイのプロフットサル2部リーグにてオーナー兼選手として奮闘中。

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