私が生まれる前に日本プロレスと国際プロレスが同日、同地区でビッグマッチをぶつけ合った事があるそうだ。
1番有名なのが1968年1月に日本プロレスが蔵前国技館、国際プロレスが日大講堂で開催した、いわゆる隅田川決戦である。
日本プロレスが馬場vsクラッシャー・リソワスキーのインターナショナルヘビー級選手権、一方の国際はルー・テーズvsグレート草津のTWWA 世界ヘビー級選手権をぶつけて来た。
結果は馬場がリソワスキーを破り防衛したのに対し、国際は草津がテーズのバックドロップを食らい脳震盪で試合放棄すると言う、何とも…な結末。
一説には当時、国際を放送していたTBSからエース候補として推されていた草津を引き上げてから倒すプランだったみたいだったが、必要以上に草津が挑発した事からキレて伝家の宝刀を抜いてしまったそうだ。
ストロング小林とのWエースで新日や全日に対抗したり、また必要以上に金網デスマッチとかに頼る可能性は無かったかも…国際プロレスの運命を変えてしまった試合だったのかも知れない。
雉も鳴かずば撃たれまい。
私が日程には無関心なのかも知れないが、その後同日、同地区での興行戦争は聞いた事がない(もし有ったなら申し訳ありません)。
同日開催だったとしても、東京女子がビッグマッチの日にスターダムは地方に出ていたり、スターダムがビッグマッチの日に東京女子は試合が無かったりして、意識的か無意識かは不明だが興行が被ら無いようになっている。
地域内のプロレスファンと言う限られた人数を取り合うのは得策ではないと各団体は見ているらしい。
来年の1月3日、スターダムが有明で興行をするのにぶつけるかのように、マリーゴールドは大田区で興行を行うそうだ。
私は、それを皮肉った上記のXを投稿したのだが、7月の東京女子『SUMMER SUN PRINCESS 』で年末年始のスケジュールが発表された。
来年1月4日には10年連続となるイッテンヨン後楽園に加え、今年の最後の興行が12月29日に後楽園で『TJPW Year-End Party 2024』が開催されるそうだ。
これだけなら何の問題もないが、この日はスターダムが両国国技館でビッグマッチを行う。
スターダムは17時試合開始なのに対し、東京女子は19時開始。
2時間の時差はあれど、被る時間帯は出てきてしまう。
最近他団体との交流を強めているスターダムはゲストを多数呼び、『○大タイトルマッチ』を大々的に行うのが予想される。
一方の東京女子は翌年のイッテンヨンにタイトルマッチを充てたいと思うので、タイトルマッチ無しの興行になると予想される。
東京女子よ…さぁ、どうする?
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