つい最近までスターダムの選手と他団体の選手が絡む時は、他団体の選手がスターダムに乗り込むのが当たり前みたいになっていた。
実力差はともかく、この時点でスターダムの方が優位に立っているような感じがした。
朱里が橋本千紘との試合を希望した時、橋本千紘にスターダムに来るように言っていたが、「朱里さん、そんな事を貴女まで言うとは…試合がしたいならば、貴女が仙女に向かうのが筋じゃないの?」と個人的には落胆した覚えがある。
橋本千紘個人、もしくは優宇とのチームがスターダムに参戦した場合、選手にはギャラが入るだろうが団体にはお金が入らない。こうやってスターダムは女子プロレス界を独り勝ちしてきたのではないか?
しかし、その動きに変化が起きつつあるようだ。
渡辺桃がセンダイガールズ、上谷沙弥がWAVEに参戦したり、岩谷麻優がアイスリボン、舞華がJust Tap Outに乗り込み自身のベルトの防衛戦を行ったりした。
更には、なつぽいと安納サオリは角田奈穂さんの引退に花を添える形で東京女子のリングに上がった。
付け加えれば、舞華や新しくワールド・オブ・スターダム選手権者となった刀羅ナツコも更なる他団体参戦を匂わすような発言をしていた。
今以上に発信していこうとするスターダムの姿勢は、「今までと同じじゃ駄目だぞ」と言う『なりふり構わない』姿勢なのかも知れない。
コメント