こんにちは、潤です!
今回は、開幕が迫ったJリーグ。1年でのJ1復帰を目指すジュビロ磐田の展望についてまとめてみました!ぜひご覧ください!
ジュビロ磐田の2024年
今年の開幕を迎えるにあたって昨シーズンのことを簡単に振り返りたいと思います。
補強禁止という前代未聞の中、横内監督の元で最終節の劇的逆転勝利でJ1復帰をし臨んだ2024年。
昇格組として臨んだ開幕戦は、最終的に2連覇を達成する神戸に敗れたものの2節のアウェー川崎戦で勝利!
5-4という打ち合いだけでなく後半ATの決勝点やジャーメイン良選手の4得点など話題性もある勝利で2024年の躍進に期待がかかりました。
その後も4月は月別で見た際に首位となるなど春先は「J1定着」へ決して視界が悪かったわけではなかったです。
ただ、夏場には残留争いをしている比較的順位の近い相手に破れるなど徐々に順位を下げ、鹿島戦や柏戦で勝利をあげて浮上の兆しを見せつつも秋には降格圏まで落ちてしまいます。
山田選手の引退発表直後のFC東京戦での劇的PKでの勝利や、ジャーメイン選手が19得点で日本人最多得点を記録するなど最後まで残留の可能性を残すも最終節鳥栖戦での敗戦により他会場の結果に関係なく1年でのJ2降格が決まってしまいました。
2025年のジュビロ磐田
そして迎える2025年。個人的には「J1復帰」は手が届くメンバーが揃ったと思います!
もちろん昨年大ブレイクしたジャーメイン選手の移籍や、アカデミー時代からジュビロでプレーし五輪メンバーにも選ばれた鈴木海音選手の移籍など、厳しいオフではありました。
ただ、松原選手や上原選手、川島選手などが早々に契約更新を発表し、続く形でほとんどの選手が契約更新し退団は最小限に抑えられた印象です。さらには藤原選手の復帰や、渡邉選手のレンタルから完全移籍への切り替えにも成功しています。
何より補強についても今シーズンの舞台であるJ2での実績はもちろん、2024シーズンにJ1で活躍していた選手を各ポジションに加えて全体的にバランスが良くなった印象です。
今年の陣容をざっくりと見ていきたいと思います。
まずはGK。
リーグ屈指のハイレベルなスタメン争いになるのではないかと思います。
言わずもがなの日本随一の実績や経験を持つキャプテンの川島選手は今年のキャンプで足元からつなぐスタイルにも挑戦し、さらに新たなGK像を作り出しています。
その川島選手も決して安泰ではなく、前回のJ1昇格時の立役者で2021年にはJ2タイ記録である7試合連続無失点を作り上げた際のGKであった三浦選手、さらには2024年に新潟のカップ戦決勝まで勝ち上がる原動力となった阿部選手も加わり誰がスタメンになっても不思議ではないです。
もちろん、そんな高い壁をルーキーの西澤選手が乗り越えジュビロのゴールマウスを守る姿も大いに期待しています!
そしてDF。
CB及びスタメンの層は盤石かと思います。
リカルド グラッサ選手とハッサン ヒル選手の両CBは個人のスキルで見ればJ1でも通用していた部分は多く、さらにはJ2の舞台で活躍し続けてきて足元の技術も確かな江﨑選手、負傷は多くも出場すればJ1でも相手エースを封じ込める森岡選手、ドイツでの練習参加も経験した朴選手と頼りになる選手が多いです。
SBも松原選手や川口選手、西久保選手はシーズンを通じてサイド攻撃の柱になってくれるはずです。
ただ、本職SBの人が若干少ないのが懸念点ではあります。
ディフェンスラインなら各ポジションで経験のある上夷選手に加えて中盤の松本選手、植村選手も対応できるため出場停止や軽傷の際はオプションとしてそういう可能性も十分にあると思います。
川﨑選手は登録こそDFですが前目で使われる印象のため、起用法としては昨年の高畑選手のようなイメージではあります。
続いてMF。
ここは本当にスタメンが開幕までわかりません笑
ボランチは上原選手、レオ ゴメス選手、中村選手は出場機会が多くなりそうな気はしつつも、昨年の経験を経て本業で出番を掴む可能性も大いにある植村選手、昨年所属クラブでプレータイムを確保していた金子選手や相田選手がスタメンでも全く驚きはありません。さらにはポリバレントな松本選手も絡むことがありそうです。
つまり激戦区だと思います笑
キャンプの段階では設けていそうなポジションとしてトップ下もあり、そこもそこで楽しみなポジションです。ここも松本選手がやれそう感が強いですし、現時点ではJ2で2年連続の2桁得点を経験しているストライカー佐藤選手、共にアカデミー卒のゲームメイカー藤原選手・川合選手が一つの椅子を競い合いそうです。
ただ、バランサー・ストライカー・ゲームメイカーとそれぞれ特徴が異なるプレーヤーのため、試合展開やスコアによって求められるポジション像も変わるため、シーズン中の監督の交代枠の使い方も気になるポジションです。
ひょっとしたらそこに角選手も割ってはいる可能性もあり、そこも楽しみです!
最後にFW。
ウイングは鉄板かと思います。
倍井選手の突破力とジョルディ クルークス選手の悪魔の左足はJ1でも通用していましたし、J1での実績も豊富な為田選手、名門筑波の10番で、昨年のスタッド ランス戦でも躍動した角選手もたくさんのチャンスを作ってくれるはずです。
ここでも出場機会がありそうな松本選手、川﨑選手もいて監督の悩みどころのポジションかもしれません。
CFは、キャンプ時トップ下での起用も多かった佐藤選手がこのポジションを掴みとる可能性もありつつ、現状では新たな9番、渡邉選手とマテウス ペイショット選手が争いそうです。
運動量豊富でJ2での得点実績も十分なNo 9と、J1でも屈指の空中戦勝利数を記録した長身ストライカーの11番。昇格のためには両エースの得点数が求められますが、その期待を2人で超えてくれるのではないかと思います。
もちろん、同じ降格組の鳥栖や札幌、さらには新スタジアムや大型補強でJ1復帰を狙う長崎、J2復帰組ながら着実な補強で「2年連続昇格」を狙う大宮などライバルは多いですが激戦必死なJ2を勝ち抜き「J1昇格」を掴みとれるよう今シーズンも応援していきます!
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