40日の及ぶ2022年の夏休みが終わりました。指導者にとっては「子ども達の休み=朝から大忙し」になる為毎年夏は朝から晩までお仕事となります。
カフリンガJrフットサルスクールでは毎年夏休みに伊豆大島合宿を実施しています。今年で8年目になります。
23:00パパママに見送られ大型客船さるびあ丸は竹芝桟橋を出港。さぁ冒険の始まり~♪
初めての船中泊。船で寝るってちょっとドキドキ。テンション高い子ども達も夜遅いのであっという間に就寝。
翌朝4:30。「間もなく伊豆大島に到着します」と言うアナウンスと共に起床。デッキに出るとまぶしい朝日と雄大な伊豆大島がお出迎え。
360度海。雄大な三原山。子ども達の目のキラキラした感じ。
この合宿を始めたきっかけは伊豆大島唯一のサッカーチーム「大島マリンズ」が年2-3回しか試合ができないんです。と言う話を聞いたから。それもわざわざ東京に足を運んで試合をするそうです。それも公式戦ではなく練習試合や民間の大会。それならば僕たちが行きますよ~と言うのが始まり。そこからたくさんの指導者仲間に声を掛け横浜FCやブリオベッカ浦安、SKYやクラブドラゴン、ロンドリーナなどなど毎年たくさんのチームが夏野大島に合宿に行くようになりました。
高学年の子は東京に出て大会に参加することがあるとの事ですが、低学年の子が大会に出場した経験がないと言うことで低学年大会「クワガタカップ」を毎年実施させて頂いています。
なぜクワガタカップなのか・・伊豆大島ってカブトムシがいないんです。その代りめちゃくちゃクワガタがいる!!!ノコギリクワガタめっちゃ大きいのたくさんいるんです!!クワガタがいる木がありその木を蹴ると上から「バサッー!!」って20匹くらいクワガタが落ちてきます♪
今はホントたくさんのチームが島に来てくれて試合をするようになりました。
カフリンガの合宿は1日目はずっと海遊び。日の出浜と言う浮州が出てたり、磯も有ったりと1日遊べる海があるんです。もうここでたっぷり夏を満喫♪
2日目は自転車で伊豆大島1周50kmチャレンジ!!レンタルバイクを借りて約30人でチャレンジするんです。行きは2時間の山登り。ここで半分くらいの子の気持ちが折れる音が聞こえます。「ポキッ」って。笑
でも仲間も頑張ってるから一緒に乗り越えられるんです。コーチたちが声を掛け続けてくれる方折れた気持ちも持ち直して頑張れることができるんです。歩いてもやりきる。少しでもみんなに付いていく。辛い言葉を口に出すのは簡単です。ポジティブな声を出し続けることが今後の人生においてもどれだけ重要なことか。
山を登り切ればそこには伊豆大島一の透明度を誇るトーシキ遊泳場。そこでは溶岩が流れてできた天然のプールですぐそこは外洋で大きな波があるのですがこの天然プールの中はとても静か。黄色や青の魚もたくさん。飛び込みもできたり最高な場所でリフレッシュ。
ここからゴールまでの1時間半は行きに比べればほとんどが平坦な道。朝9時に出発して16時にゴール。ゴール後にみんなで入る海と夕焼けを見ながら入る露店風呂は最高です!
サッカーを全くやらないようになったのは、別にサッカーがうまくても社会に出たらほとんど役に立たないし、こんな暑い中サッカーやるよりも海に入ってもっともっといろいろな経験をすることの方が大切だと感じたからです。また家族で行く旅行とはちょっと意図や子ども達の感じ方も違います。宿に戻れば洗濯や服の準備は自分でやる。
親がいない4日間。色々なチャレンジをすること。それが夏休みの大きな宿題だと思います。
「自立」することがこの合宿のテーマ。なのでサッカーが無くてもぜんぜん問題なし。サッカーはめちゃくちゃ楽しいけど、サッカーより楽しいこともたくさんある!
あ~また伊豆大島いきたい♪
No19
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