“空中の格闘技”とも呼ばれる、アクロバティックな足技が特徴のセパタクロー!
TikTokやYouTubeでバズったこともあり、興味を持ち始めた方は多いのではないでしょうか?
しかし、セパタクローのルールまではご存知ない方もきっと多いはず。
今回はセパタクローのルールを、どこよりも簡単にご紹介したいと思います。
必須で抑えおきたいゲームのルールはもちろん、ボールなど器具に関するルール、セパタクロー用語などもまとめていますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
1分でわかる!セパタクローのルール
セパタクローのルールを簡単に説明すると、3対3で行う脚を使ったバレーボールです。
バレーボールとの主な違いは次の4点になります。
- 手や腕を使ってはいけない
- 1人で続けて3回までボールに触れる
- 守備位置のローテーションはなし
- サーブ権は3本ずつで交代
- 1セット21点、2セット先取で勝利
フォルト(ファウル・反則行為)
バレーボールやその他スポーツ同様、攻撃側・防御側ともにフォルトした場合は相手の得点になります。
主なフォルトには次のようなものがあります。
- センターラインを越えて相手の体に触れる
- ネットを越えてボールに触れる
- 連続して4回以上ボールに触れる
- ボールが手や腕に触れる
得点
次の時、自分のチームに1点が得点として加算されます。
- サーブしたボールを相手が取れなかった時
- アタックしたボールを相手が取れなかった時
- 相手がフォルトした時
勝敗
1セット21点のラリーポイント制で、2セット先取した方の勝利です。
第1・第2セットを1セットずつ取った場合は第3セットを行います。
※デュースの場合は最大25点まで
セパタクローのゲームの流れ
- クオーターサークルにいる選手が、センターサークル内の選手へボールをトス
- トスされたボールを蹴って相手のコートに入ればゲームスタート
- ボールが自分のコートに来たら3回以内で相手コートへ返す
- 1〜3を繰り返して得点を集め、1セット21点で2セット先取した方の勝利
セパタクローで使われる設備のルール
セパタクローのコートについて
上図のように、バドミントンと同じ広さのコートを使用します。
セパタクローのボールについて
セパタクローでは、基本的に合成繊維で一層に編まれたボールを使用します。
その他規定については以下の通りです。
大きさ(男子) | 直径13.5cm |
重さ(男子) | 170-180g |
大きさ(女子) | 直径14.0cm |
重さ(女子) | 150-160g |
※以前までは12の穴、そして20の交点を持つ藤の茎で編まれたボールが使用されていました
セパタクロー用語集
用語 | 意味 |
セパ | 蹴る |
タクロー | ボール |
レグ | チーム |
フォルト | 反則、ミス |
オーバーネット | 体がネットを越える反則 |
シザース | 蹴らない方の脚を上げて打つアタック |
タップ | 足裏でボールを押し出すフェイント |
セパタクローのゲーム中の模様はコチラ!
「セパタクローの試合ってどんな感じ?」「スーパープレイを見てみたい!」
そんな方は、ぜひこちらの動画をご覧ください。
セパタクローリーグ開幕戦に密着した結果、神業とも呼べるスーパープレイの連続を記録した動画になります。
あらゆる体勢から繰り出される足技はもちろん、それを食い止めようとするディフェンスもまさに神業。
他では観られない空中戦の応酬を、ぜひお見逃しなく!
セパタクローのルールまとめ
今回はセパタクローのルールを、どこよりも簡単にご紹介しました。
セパタクローは“足のバレーボール”と呼ばれるだけあって、バレーボールと近いルール内容となっています。
主な違いをおさらいしておきましょう。
- 手や腕を使ってはいけない
- 1人で続けて3回までボールに触れる
- 守備位置のローテーションはなし
- サーブ権は3本ずつで交代
- 1セット21点、2セット先取で勝利
セパタクローに興味を持ち始めた方は、ぜひ本記事を参考にしてくださいね。
コメント