イーグルスがチーフスを圧倒し、7年ぶりの王座奪還
・フィラデルフィア・イーグルスがカンザスシティ・チーフスを40-22で破り、7年ぶり2度目のスーパーボウル制覇
・QBジェイレン・ハーツがMVPに輝き、パス221ヤード・2TD、ラン72ヤード・1TDと大活躍
・イーグルス守備陣がチーフスQBマホームズを6度サックし、前半わずか23ヤードに封じ込める
イーグルス、守備力で試合を支配
守備陣が前半から圧倒
第59回スーパーボウル(SB)は、フィラデルフィア・イーグルスの圧倒的な守備力が勝負を決めた。今季リーグ最少喪失ヤードのディフェンスは、前半だけで2つのインターセプトを奪い、そのうち1回はCBクーパー・デジーンの38ヤードリターンタッチダウン(TD)となった。さらに、QBパトリック・マホームズを6度サックし、チーフス攻撃陣に全くリズムを作らせなかった。
攻撃陣も好調、QBハーツが躍動
一方の攻撃面では、イーグルスQBジェイレン・ハーツが冷静なゲームメイクを披露した。第1クオーター(Q)で自らTDランを決めると、第2QにはWR A.J.ブラウンへの12ヤードTDパスを成功させ、前半を24-0で折り返した。さらに第3QにはWRデボンタ・スミスへの46ヤードTDパスを決め、一時は34-0と試合を決定づけた。
チーフス、3連覇の夢潰える
マホームズが苦しんだ理由
チーフスは後半に意地を見せ、第3Qと第4QにマホームズがTDパスを決めたが、時すでに遅し。前半の失速が響き、最大34点差を追う苦しい展開となった。OL(オフェンスライン)がイーグルスのフロント4に圧倒され、マホームズは試合を通じてプレッシャーを受け続けた。特に前半の23ヤードしか獲得できなかった攻撃陣の停滞が致命的だった。
ケルシーが歴代記録更新も表情は曇る
チーフスのTEトラビス・ケルシーは、スーパーボウル通算34キャッチの新記録を樹立したものの、試合には敗れた。交際中の人気歌手テイラー・スウィフトも観戦していたが、試合中にブーイングを浴びる場面もあった。ケルシー自身も4キャッチ39ヤードと低調なパフォーマンスに終わった。
まとめ
フィラデルフィア・イーグルスが圧倒的な守備力と、QBジェイレン・ハーツの活躍でカンザスシティ・チーフスを40-22で撃破し、7年ぶり2度目のスーパーボウル制覇を果たした。MVPに輝いたハーツは、2年前の雪辱を果たし、スーパースターとしての地位を確立。チーフスは史上初の3連覇を逃し、マホームズは試合後に涙を流した。
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