【WBC】オーストラリア代表の捕手ホールはハイAから昨年MLB昇格の超飛び級も試合出場は無し。なぜ?

現在行われているWBCでオーストラリア代表に選出されている、アレックス・ホールは昨シーズンの6月、人生で一生涯しか経験できない経験を受けた。それはホールも含め誰も予想できないものであり、その当時22歳だったホールが、ブリュワーズの捕手オマー・ナルバエスがコロナウイルス陽性者リスト入りした影響でハイAウィスコンシンから、いきなりMLBへと昇格するという結果だった。

この滅多に見られないであろうロスターの動きがあったのは6月に本拠地ミルウォーキーでの対サンディエゴ・パドレス戦の連戦前、ナルバエスがその時にコロナ陽性となった際、ブリュワーズの手元にはオプションが少ない状況であったために起こった。またその一方でその当時40人枠に入っており尚且つMLBでの経験があったアレックス・ジャクソン、マルコ・ルシアーノの両捕手が配属されていたAAAナッシュビルはノースカロライナ州のダーラムに遠征に出ていたため、両者がミルウォーキーでの試合に間に合うことはないことを意味していた。

「試合前私が皆と話した際、私は全く何も知らなかった」ブリュワーズの監督クレイグ・カウンセルはミルウォーキー・センチ・ジャーナルにその時の状況をそう述べた。
また「打撃練習が終わった時、我々はオマー(ナルバエス)の具合がよろしくない事との報告を受けた。彼は4時30分ごろに確認の検査を受け、4時45分ごろに我々は、デービッド・スターンズ(その当時の野球総責任者で現在はブリュワーズに在籍しているがその座をおり、アドバイザー的な役割をしている)と共に議論を交わした。そして、実質的に我々がここへ連れてこられる唯一の選手だった」とカウンセルは続けている。

確かにミルウォーキーからハイAティンバー・ラットラーズが本拠を構えるアップルトンは1時間と2分の1ほどしかかからず、良いタイミングであり場所もふさわしいものであった。またこの時点でオーストラリア、パース出身のホールはマイナー通算135試合で打率.257、6ホームラン、81打点のスイッチヒッターだった。
ブリュワーズのマイナーリーグのオペレーション部長を担っているトム・フラナガンはその状況についてこう語っている。「アレックスと我々にとってクレイジーな日だった。私は実際にアップルトンにいたし、彼にそのことを伝えるのは嬉しいものだった。彼は私に少し経ってから、私が呼んで彼を座らせたときいたずらをしたと思ったと伝えてきた。彼は、とても顔一つ変えないで多く感情を示すこともなかった。だから彼は我々が伝えたことをやや疑っているのではないかと私は思った。だが、時間がない状況だったから我々は彼を速く動かさなければならなかった」

ホール本人はこの時を思い返し、その当時以下のように語っている。「僕はいくつかあったティンバー・ラットラーズのスプレッドを食べていて、友達のダリエン・ミラーとカードゲームをしていた。トム・フラナガンが自分の肩をたたいてきて”ちょっとした話があるのだがいいかい?”と話してきた。だから僕は思ったんだ。”これは良いものではないかもしれない”と」。ホールは正しかった。それはすなわち良いニュースではなく、素晴らしいニュースであった。
その後、その親友であるミラーは車での移動中、ホールの友達そして家族に”必要不可欠”な電話をし、ホールがブリュワーズの本拠地アメリカンファミリーフィールドに到着した時、背番号9が縫われたユニフォームにホールは袖を通した。またロッカーは今大会のWBCでメキシコ代表でこのシーズン35本塁打のラウディー・テレスと現在はカブスに在籍するリリーバーのブラッド・ボックスバーガーとの間だった。

またその試合中、テレビのカメラにベンチコーチのパット・マーフィーとホールが、万が一試合に出てマスクを被らなければいけなくなった場合に備えての守備でのシチュエーションにどう扱うかについて話し合う姿が映し出されていた。


「自分が失う可能性があるのは何もない。それが自分自身に言い続けていた事であり、ただ準備に万全を期して楽しむことだった。すなわち、自分がしたいことであり、そうできた。今夜は多く楽しいものがあったし、グレートだ」とホールは自らのその時の心持ちについてそう述べている。

ただ、タイトル通りその試合で出番はなく、スタメンマスクを被ったビクター・カラティー二が最後まで試合に出場し、試合は5対4でブリュワーズのサヨナラ勝利であった。

「どんな時であっても、”ショー”は記憶に残るものでありこの一つは本当に僕にとって素晴らしいものであった。だけど僕はハイAに戻って、この組織の中でただ自分の仕事しなければいけない」ホールはまたそう語っていた。

ホールは、オーストラリアンリーグのパースヒートで自身のプロでのキャリアをスタートし、2017年の12月にブリュワーズと契約。しかもブリュワーズとサインした要因には、ミルウォーキーのファンの間では人気者であり、現在オーストラリア代表の監督としてホールと共に戦っているデーブ・二ルソンの命を受けてのものでだった。MLBに一時的に昇格した当時、ホールはマイナールーキー級より上のレベルで出場したのは58試合で、ハイAティンバー・ラットラーズのユニフォームを着て出場していたのは2021年と昨シーズンのその時点での試合数合わせわずか14だった。

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https://www.jsonline.com/story/sports/mlb/brewers/2022/06/03/brewers-get-catcher-alex-hall-class-a-wisconsin-timber-rattlers-omar-narvaez-put-on-covid-19-list/7494653001/

本記事は、URL元の記事を元に翻訳、書き加えたものです。
引用元:thewest.com.au



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