【MLB】レッズはグリーンに引き続き同期入団の左腕とも長期契約を結ぶのか?

先週シンシナティ・レッズは、少なくとも6年の間チームの中心となるであろう右腕のハンター・グリーンと約5300万ドルの長期延長契約に合意に達した。さらにニューヨークポストのジョン・ヘイマンは、レッズはなおも左腕のニック・ロドロとも長期契約についての話し合いがあった事を報じた。

レッズとロドロの代理事務所に当たるエクセルスポーツマネージメントとの間で、長期契約についての会談が加速したのが何時かは不明だが、チームが長期契約について興味を示しているのには取り分け大きな驚きはないだろう。ライリー・グリーンとロドロには元全体トップ10位でドラフトで指名された事や、昨年のメジャーデビュー前には球界全体でのトップ100位のプロスペクトで名前が挙がっていたなど多くの点で一致する点がありすなわちロドロも同じ契約でサインするはずだろうという事を意味するものではないが、契約に関しての枠組みがレッズが興味をそそるようなものが可能性が高いだろう。

またグリーン、ロドロ双方はドラフト時に前者は723万ドルのドラフトボーナスを後者は540万ドルの同ボーナスを受け取っている事から、どちらに対しても早期の内に長期契約を締結させる切迫性はないわけだが、グリーンのケースではブレーキとなるものではなかった。ただもちろん、個々の選手によるモチベーションは様々でありケガのリスクなども違うことは言うまでもない。

昨シーズン、ロドロはマイナーの上級階級からメジャーにスムーズに活躍の場を移し103回1/3を投げ防御率3.66を記録。奪三振率29.7%はMLB全体の新人では、グリーンとアトランタ・ブレーブスのスペンサー・ストライダーに次ぐ数字だった。また一方でルーキーのタグを外した場合は最低100イニング投げた投手では124人中14位であった。その結果からナショナルリーグ新人王投票では6位だったが、5月,6月で腰を痛め離脱したことがなければ、そしてシーズン終盤での好調さ(最終13登板で防御率2.98)でイニング数が多かった場合を仮定すると、この新人王争いで最有力であったストライダー、そしてその栄誉を受け取り同じくブレーブスのマイケル・ハリスの両最有力との競争に入っていた可能性はある。

また今シーズンもロドロは昨年のナ・リーグ優勝チームフィリーズ相手に7回無失点12奪三振を含む3登板でシャープな働きをし4登板目のレイズ戦では8失点を喫す大炎上を演じてしまい現在は防御率4.98だが、しかしながらロドロの三振率(2022年29.7% 2023年29.8%)、ゴロ率(2022年45.6% 2023年46%)は昨シーズンと変わったところはあまり見られず、逆に四球率が8.8%から6.7%に減り、よりコントロールが安定する結果となっている。そして全体では防御率3.89 三振率29.7% 四球率8.4% ゴロ率46.2%で、グリーン、グラハム・アシュクラフトと並んで現在のチームの再建期で中心となる投手である理由をレッズのフロント陣に与えている。

現在のところ、レッズはロドロを2027年シーズンまで保有できる権利があり、2025年シーズン終了後に年俸調停を迎える予定。まだロドロにはマイナーオプションが3年残っているため、不振に陥りトリプルAに降格となった場合は保有期間に影響を及ぼす可能性があるものの、前述のレイズ戦で8失点を失って以外は、マイナーに落とす必要があるのを示すものはない。

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https://www.mlbtraderumors.com/2023/04/reds-rumors-nick-lodolo-extension.html

本記事は、URL元の記事を元に翻訳、要約したものです。
引用元:blogredmachine.com

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