【MLB】レッドソックス、ダルベックが今オフ、インスパイアされたのは「王貞治」?

ボストン・レッドソックスのボビー・ダルベックが現地土曜日の昼に行われたアトランタ・ブレーブスとの試合で自身のキャリアにとって最も重要なスプリングトレーニングを、1本目はライト方向の二塁打、2本目は同じく逆方向へ、外野フェンスを越える2ランホームランと2本の長打でスタートを切った。

いつもの変わりのない反応であれば、過去のスプリングトレーニングで示したように、ボールを強打しても、その後の結果に繋がらないと考えられるものだが、今オフにダルベックが打撃フォームを改善に費やしていたことに深く目を向けると、確実に逆方向へ打球を放つ事ができるものであった。

また、このアプローチは2022年に陥ったスランプから解き放つために、ダルベックにとってカギを握る事となるかもしれない。「そのことは、かつて自分が本当に優れていたものであり、ここ最近は良くないものだった。だからこのオフシーズンは、一生懸命やりすぎないように両極を結ぶ活力を戻すことに、費やした。自分のスイングは力を使うことが少なく、より流れるようなものとなっている。そのことは僕がフォーカスする中で大きなことだった」とダルベックは語る。

また興味深いことに、MLB公式のレッドソックス番記者イアン・ブラウンは記事の中で、メジャーリーグのグラウンドを踏んでいない日本のある偉大な選手がダルベックのバッティングアプローチの改善に大きく影響している事を伝えている。その選手は、次のダルベックのコメントからすぐに分かる。

「僕は、王貞治の事と彼の本を読み、彼の知識を借りる事、彼の言葉を選んで自分にとって機能することを見つけようとやってみたんだ」そうダルベックは伝えている。

そのことから、日本で通算868ホームランを放ったレジェンドからバッティング面でのダルベックのセオリーを、助けてくれる事だろう。過去2シーズンのスプリングトレーニングでは、ダルベックはレッドソックスで一塁を守るトップの候補であったが、それらの2シーズンでの不安定さが目立ち内野両コーナーやショートでの多目的なバックアップ起用へと動かされ、今のスプリングトレーニングでもサードやショートでの起用が取り沙汰されていた。ただ、もしダルベックの長所であるパワーが、もっとバットに当たれば、控え選手を活用することを好むアレックス・コーラ監督からそれなりに打席を得られるだろう。

コーラからもダルベックの改善は目に見えているようで、現地土曜日の対ブレーブス戦以前での、バッティング練習からはっきりとしていた。「”彼はスプリングトレーニングで一試合に複数の長打を打つ”と皆が言うであろうことは私はわかっている。だが、彼はライト方向へ飛ばしていたし引っ張ってはない。彼はボールを狙っており、逆方向へ飛ばした。だから、良い兆しだ」とコーラはコメントした。

また、自己を見つめなおし結果、打席内でダルベックは、頭の中で多くの事を持ち越していた事にも気づいた。
ダルベックはこの事についてこう口にしている。「最近2年は、バッターボックスに立っていた時、おりに入れられているように感じたし、それは良い環境ではない。僕は、必然的ではない考えに光を注いでいたし、今はシンプルで居続けている。皆、ケージの中でバッティングフォームについて考えて、そしてボールが来ると分かった時、そのことに対しうまく事を運べれるかもしれない。僕は、自分のルーティンからそのことを省いて、メカニック的なものでないよう取り組んだ」

今のチーム内での、ダルベックの状況に関してからではそのような余裕でさえないかもしれない。ただ、ダルベックは「本当に気にしてはいない」と語っている。また続けて「自分はプレーし、毎日上手くなり、チームの勝ちに貢献するためにここに来ている。そしてもし好調であれば、願わくば自分のスポットが開いてくれればうれしい」と口にした。

またこの試合は、今シーズンから導入された一つであるピッチクロックに関して珍事があり、9回裏2アウトの状況でしかも満塁、フルカウントという状況でブレーブスのプロスペクトで二塁手のカル・コンリーが時間内にバッターボックスに入らなかった為、自動的にストライクが宣告。スプリングトレーニングの試合は延長戦がない為、ピッチクロックの違反による三振といった結果で試合終了となった。新たに導入されたこのピッチクロックは残り8秒となるまでに打者は投手と交戦する必要があり、審判が準備が整っていないと判断した場合自動的にストライクが宣告される。一方、投手は塁上にランナーがいない時は投げるまでに15秒、塁上にいる際は20秒となっており超えた場合は反対にボールが宣告される。前日現地金曜日には、サンディエゴ・パドレスのスター三塁手マニー・マチャドが対マリナーズ戦の最初の打席でMLBの歴史上はじめて自動的にストライクを言い渡された選手となった。しかし、打席に入る前に1ストライクがコールされてさえもマチャドはヒットを放ったため、結果に影響はなかった。

https://www.mlb.com/redsox/news/sadaharu-oh-a-model-for-bobby-dalbec

本記事は、URL元の記事を元に翻訳、書き加えたものです。

https://www.thescore.com/mlb/news/2584258/braves-red-sox-ends-on-automatic-strike-3-from-pitch-clock-violation

本記事はULR元の記事を元に翻訳、書き加えたものです。

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引用元:【AP Photo/Michael Dwyer】AP

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