【サッカーW杯】平川正城が語る「ジャイアントキリング」

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遂にカタールワールドカップが開催

4年に一度のサッカーの祭典、ワールドカップが21日(日本時間)にカタールで開幕しましたね。

初めて中東で開催され、カタールの酷暑を避けるため11月開催となった今回の大会。オープニングマッチとなったホスト国で初出場のカタール代表(FIFAランク50位)は、エクアドル代表(同44位)に、0対2で敗れ、大会初勝利はお預けとなった。

カタールといえば有名なのが、2004年に、年間50億円をかけて、10代のサッカー選手たちを育成する機関『アスパイアアカデミー』を設立し、2009年には、8名のアカデミー出身者で構成されたカタール代表が、アジアカップで日本を下してアジア王者となったりと、着々と育成年代から育てて、力をつけて来た国でもある。

今回、ホスト国である、カタールが初戦で黒星を喫するのは、ワールドカップ史上初めてとなり、やはり、今までのワールドカップとは何かが違うのかなと思わせてくれるスタートでしたね。

そして、びっくりだったのは、グループリーグC第1節、アルゼンチン代表対サウジアラビア代表の試合が現地時間の22日に行われ、2-1でサウジアラビア代表が勝利。

このジャイアントキリング(大番狂わせ)は、「ワールドカップ史上、最も偉大な番狂わせの一つ。とも言われており、各方面では大金星のサウジアラビア代表を讃えており、サウジアラビア王国では翌日が祝日に変わるという国民を上げた祝福をしています。

サッカーの難しさ、思い通りにはならないことを痛感させられている、今回のカタールワールドカップ。

今回のドイツ代表もそうだったのでは。

あのドイツ代表に日本代表が勝利

我らが日本は、23日に初戦となるドイツ戦を迎えました。

皆さんご存知、あの優勝候補の一角となるドイツ代表に2対1で勝利。サウジアラビアに続き、ジャイアントキリングですよ。

深夜に鳥肌立ったのは、僕だけじゃないでしょう。

同じアジア勢のサウジアラビア代表が、メッシ率いるアルゼンチン代表を初戦に食ったのを、すごいと思っていましたが、日本も同じ、ジャイアントキリングを起こしてくれました。


試合内容はまだまだ改善しなくてはいけないけど、、

本当にサッカーはわからないなとこういう試合結果を見ると感じますね。

「強いチームが勝つ」わけではない。

「勝ったチームが強い」んだという事。

今回のドイツ敗戦は、ドイツ国内では「大失敗」、「崩壊の始まり」などと言ったニュースになってました。

まだ初戦が終わっただけなので、油断してはいけませんが、あのドイツ代表にワールドカップの舞台で、日本代表が勝利する瞬間をこの目で観れたことは非常に嬉しいですよね!

1994年ドーハの悲劇のメンバーだった森保一監督が、29年の時を経て “ドーハの奇跡 ” を起こしました。

サッカーはこれだから本当に面白い。

いよいよ、日本人選手達が個だけでは無く、組織としても、世界レベルに戦えるとこまで来ているのか?

次のコスタリカは、初戦にスペインに敗れているので、後がない状況。日本に勝たなければいけないので、前から来る事が予想できる。

そのコスタリカに対して、ドイツから奪った勝利が、たまたまでは無かった事を見せて欲しい。

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この記事を書いた人

平川 正城のアバター 平川 正城 マサキスポーツアカデミー(株式会社MSAグローバルマネージメント代表)

平川正城(ひらかわまさき)神奈川県出身。
ユース年代は「清商」の愛称で親しまれたサッカー名門校、清水商業高校(現清水桜ヶ丘高校)から、湘南ベルマーレへ。湘南-草津-Y.S.C.C.-SC相模原とJリーグクラブを渡り歩き、地域リーグクラブを経て現役を引退。
スポーツを通して、日本の子どもたちと世界の架け橋になることを目的とした「MASAKI SPORTS ACADEMY(MSA)」を2013年に設立。

現在は海外仕込みのメソッドを日本人向けに改良した独自の「MSAメソッド」を確立し、日本全国のMSAにて子供達へ伝えている。

JFAこころのプロジェクト「夢先生」も務める。

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