【全競技共通】KN Swim Lab・西川が語る、疲れた体の癒し方”アクティブレスト”とは?

こんにちは。

水泳パーソナルコーチの西川です。

またまた久しぶりの投稿となってしまいましたが、お付き合いください。

今日は『休養』についてお話ししたいと思います。

みなさん、休養って2種類あるのご存知ですか?

ひとつはただ単にゆっくり家でゴロゴロなんて感じの休養。

もうひとつは積極的休養

かっこよく言うとアクティブレストです。

そう、動いて疲れを取る方法。

これはアスリートでも取り入れるのですが、事務系のお仕事をしている方にぜひおすすめしたい方法なんです。

それではアクティブレストのお話を…

目次

アクティブレストの目的

仕事で疲れ切った体っていろんなところが凝り固まっていますよね。

これやっぱりずっと同じ姿勢でいるのが原因なんです。

実際、私自身もプールにいることよりメニュー作成やブログの更新などでパソコンに向かう時間の方が多いのですが、首肩周りはバキバキになります。

そんな状態で、休日もゴロゴロしているだけだと、凝り固まった箇所はそのまま。悪化することも考えられますよね。

アクティブレストは軽めの運動で全身を解し、血流を良くするのが目的なんです。

アクティブレストの種類

じゃあ、どんな運動をすればいいの?ってなりますよね。 

水中運動

まず、アスリートであれば普段と違う動きを取り入れてほしいと思っています。

陸上で行う競技の方におすすめなのが、やはり水泳や水中ウォーキング。

以前、このウルトラスポーツのブログでも書きましたが、水には浮力、水圧、水温、抵抗の4つの特性がありさまざまな効果が期待できるんです。

水の4大特性に関しては以前投稿した記事を参考にしてください。

【水泳・水中運動】水の4大特性が体に与える影響

陸上で行う競技の方は泳げないよ!って方も多いかと思います。

そこは心配なく、水中を歩くだけでも全身の血流はよくなりますよ。

事務系の仕事や肉体労働の方にも水中運動はおすすめです。

25mぐらいなら泳げる!なんて方は25m泳いだら歩くを繰り返し行うのがいいですね。

可能であれば、クロール、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライ、いろんな泳ぎを取り入れるといいです。

それぞれ、同じ筋肉を使っていても微妙に使い方が違うので全身の血流がアップしやすくなりますよ。

ウォーキング

逆に水泳の選手であれば、景色のいいとところで散歩などがおすすめ。

普段水の中でトレーニングしているスイマーは足首が弱いなんてこともありますので、ここはジョギングよりもウォーキングがおすすめです。

両方とも同じことが言えるのですが、ただ歩くのではなく肩や首などを回したり、途中で止まってストレッチしながらなんかがおすすめです。

一般の方もウォーキングはおすすめです。

家族や彼氏、彼女と楽しい会話をしながら。好きな音楽を聴きながら。なんて感じで。

これも水泳と同じ考え方で、無理に走らなくてOK!

ゆっくり長い時間歩くのがおすすめですね。

スタティックストレッチ

反動をつけずにゆっくりと伸ばすストレッチです。

これはお風呂上がりなど、体が温まっているタイミングがおすすめです。

ダイナミックストレッチ

これは体を大きく動かしながらのストレッチです。体操って言った方がしっくりきますかね。

代表的なのがラジオ体操。

ラジオ体操は本当によく考えられたダイナミックストレッチで、第1、第2までしっかりやると息も少し上がるし、全身の血流もよくなります。

YouTubeでラジオ体操を流しながらやるのもいいかと思いますよ。

ペアストレッチ

これは2人で行うストレッチですね。

お互い補助したり軽く押したり。これは家族同士のコミュニケーションを図るのにもいいかと思います。

ただ、反動をつけすぎたり、強く押しすぎは禁物。逆に怪我の原因にもなりますからね。

まとめ

こんな感じで、疲労しているときこそ軽めの運動がおすすめですよってお話でした。

凝り固まった体は歪みが生じたり血流が悪くなっていますからね。

他にも方法はたくさんありますが、まずは簡単にできる方法を書かせていただきました。

スポーツの秋です!

気持ちよく動きましょう。

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この記事を書いた人

西川 公介のアバター 西川 公介 スイムパーソナルコーチ

・大手フィットネスクラブを退職後、独立。水泳指導歴26年
・ジュニアトップスイマーのフォーム形成に従事し、2015年から2022年までジュニアオリンピック金メダリストのパーソナルレッスンを担当
・ジュニアのトップスイマーを中心に、幼児、学童、一般成人まで幅広くレッスンを実施
・主な指導実績:ジュニアオリンピック優勝者、ジュニアパンパシ日本代表、日本選手権・ジャパンオープン決勝進出者、インターハイ、国体入賞者のフォーム形成に従事

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