先日、フットサル関東1部リーグの第15節がファイルフォックス八王子のホームタウンである八王子・富士森体育館で行われました。今回はその日行われた3試合のフォトレポートを紹介致します。
第1試合 バディランツァーレ 7-3 町田アスピランチ
10分 バ 1-0 藤村 17分 バ 4-2 土屋
14分 バ 2-0 土屋 18分 バ 5-2 土屋
15分 町 2-1 杉田 32分 バ 6-2 土屋
15分 町 2-2 小幡 33分 バ 7-2 町田
17分 バ 3-2 藤村 36分 町 7-3 大橋
今節開始前で9位と10位、勝ったほうが降格争いから抜け出す一戦。町田アスピランチ(以下町田)は序盤GKを使い試合を優勢に進めるも個人技で勝るバディランツァーレ(以下バディ)が徐々にペースを取り戻す。バディは10分、右サイドでボールを受けた藤村がループを決め先制すると、流れを掴んだバディは14分にも土屋がこぼれ球を詰め追加点を挙げる。対する町田も15分にCKからのこぼれ球を杉田がヘッドで詰め、1点を返すと、同分、カウンターから小幡もゴールを決め2対2の同点とする。
それでもバディは17分、藤村が左サイド深い切り返しから個人技でゴールを決め、再度勝ち越すと、同分、右サイドピヴォ当てから最後は土屋が決め4対2とすると、19分にも相手クリアランスのミスから最後は土屋が決め前半でハットトリック。バディが3点差をつけ前半を終える。
町田は後半もGKを使い反撃を見せるが、なかなか得点を奪えず、32分にパワープレーに入るが、パワープレー返しからバディ土屋に4点目を奪われ万事休す。
結局、バディが町田に7対3で勝利し、降格争いから一歩抜け出した。
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第2試合 O-PA 5-2 府中アスレティックFC
15分 O 1-0 吾郷 35分 府 3-2 福森
17分 府 1-1 岩本 35分 O 4-2 林
19分 O 2-1 和田 39分 O 5-2 和田
27分 O 3-1 花田
現在2位のO-PAはこの試合で勝つと地域CLへの出場が決まる重要な一戦。序盤こそ府中アスレティックFC(以下府中)が優位な試合運びを見せるが、O-PAはそれを凌ぐと、15分吾郷が左サイドカットインから先制ゴールを叩き込む。
対する府中もすぐに反撃開始。17分、右サイド岩本がピヴォとの大きなワンツーからゴールを決め同点とするが、O-PAは19分、CKから和田がファーへゴールを突き刺し2対1と勝ち越して前半を終える。
エンドの変わった後半、スコアを動かしたのはO-PAであった。27分右サイド林がシャぺウで相手を外し左サイドへボールを送ると、最後は花田が決め3対1とする。対する府中も35分、右サイド大石から逆アラへのパス、左サイドの小林がワンタッチで再度右サイドへ展開すると、最後は福森もワンタッチでスライディングシュートを決め1点差とする。
だが、O-PAは同分、敵陣でボールを絡め取り、最後は林が決めすぐに4対2とすると、39分、第2PKを和田が決め、勝敗は決した。
結局、O-PAが5対2で府中に勝利し地域CLへの出場を決めた。O-PAは大ベテランのGK渡邊良太が試合中もベンチへ指示を出しながら安定したプレーを見せ、府中は10番岩本が好プレーを見せていたが及ばなかった。
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第3試合 ファイルフォックス八王子 4-4 ゾット早稲田FC
3分 Z 1-0 高瀬 26分 Z 3-2 OG
11分 フ 1-1 黒木 29分 フ 3-3 榊
23分 Z 2-1 坂田 30分 Z 4-3 高瀬
25分 フ 2-2 西村 35分 フ 4-4 田口
今節のメインカード、ホームのファイルフォックス八王子(以下ファイル)対ゾット早稲田FC(以下ZOTT)との一戦、ZOTTは直前の試合で地域CLの可能性が消え、モチベーション的には難しい試合となるが、それでもフィジカルベースに勝るZOTT、特に1stセットは脅威だ。ファイルとすると、まずは1stセットをどう凌ぐかが鍵となる。一方のファイルは岡野は負傷のため欠場。この日先発にフットサルの強豪・多摩大学から新加入した丸田を起用する。試合はシーソーゲームとなる。
先制したのはZOTT。スコアを動かしたのは2ndセットであった。3分、CKから左サイドでボールを受けた伊藤がドリブルで仕掛けそこからの折り返しを最後は中央で高瀬が決め先制する。だが、ファイルも11分、GKを高く持ち上がり左サイドへ送ると、これを黒木が冷静に相手GKの股下へ蹴り込み1-1の同点とし前半を終える。
エンドが変わった後半、ファイルはこの日同じことを何度も繰り返してしまう。23分、ZOTTはピヴォの高瀬が左に流れ三嶽へ渡す。三嶽が中央へ折り返すと最後は右サイドから走り込んだ坂田が合わせ1点を勝ち越す。それでも、ファイルは25分、黒木のシュートのこぼれ球を小村が残し、最後は西村が決めすぐに2-2の同点とする。
突き放したいZOTTは26分、相手CKのカウンターから宮原が左サイドを駆け上がり最後はオウンゴールで1点を勝ち越すが、ファイルも29分、ピヴォでボールを受けた金子が反転シュートを放つとそのこぼれ球を榊が詰め三度同点に追いつく。
それでも、ZOTTは30分、左サイドから伊藤がドリブルで角取りをし中へ折り返すと最後は高瀬が決め4-3とするが、ファイルは35分、CKから西村がシュートパスを送ると、最後は田口がファー詰めをし4-4の同点に追いつく。試合はこのまま終わり、ホームの観客の想いを背に受けたファイルが脅威の粘り腰を見せた形となった。
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