7月のeスポーツTeNY杯は初開催「FALL GUYS」(フォールガイズ)を実施しました。FALL GUYSは最大60人のプレイヤーが一斉に参加して行うパーティーゲーム。ゴールを目指す障害物競走や足場から落下しないよう動き回る耐久戦など50種類以上のステージがあり、ステージごとに一定数のプレイヤーが脱落…を繰り返して、最後まで生き残れば優勝!というシンプルなルールです。6月21日の無料配布開始から2週間で世界5,000万人(!)がダウンロード、という人気沸騰中のタイトルなんです。
FALL GUYSの魅力のひとつが‟簡単な操作性”です。前後左右の移動とジャンプボタンが基本で、たまにダイブ・掴むボタンを使う程度…初めてプレイする人でも、数回もやれば慣れることができます!
もうひとつの魅力が‟可愛いキャラたち”で、色や被り物、アクセサリーなどをプレイヤーが自由に組み合わせられるため、60人も集まるとポップでカラフルな画面になるんです!(ここで他人と違う装飾品を欲しい人がお金を払う…というビジネスモデル。ただし課金してもキャラの能力には一切関係なし!)
大会には全国から約110人の参加をいただき、対戦も配信も大変盛り上がることができました。これまでに実施した‟撃ち合い系”のタイトルとはプレイヤーの層が異なるからか、和やかな雰囲気で進められたな…というのが運営側の実感です。⇒Youtube配信はコチラ!
解説者のNCC新潟コンピュータ専門学校講師・ストリーマーのジャンヌ氏さんにFALL GUYSの魅力について伺うと「簡単な操作性により親御さん世代でもとっつきやすいこと」そして「カラフルでコミカルな見た目で女性・女の子にも楽しんでもらえること」を挙げられました。つまりFALL GUYSはeスポーツの裾野を広げてくれるタイトルで、今後デュオやトリオでの大会モードが実装されれば、‟家族で大会に参加だ!”…なんて可能性も広がるということです。
そしてもうひとつ、eスポーツの可能性を感じたことがありました。新潟市社会福祉協議会の皆様が<引きこもり支援事業>としてeスポーツ大会の開催を計画されているということで、FALL GUYS大会の運営を見学に来られました。
社会福祉士の渡邊さんは「彼ら、彼女らに‟参加をしたい”と思ってもらえるような場の一つとして、eスポーツの展開を考えています。支援する・されるというよりも‟一緒に大会の場をつくる人”として、それぞれの参加の仕方で大会に関わってもらえると嬉しいです。」と話していました。プレイヤーでも運営側でも「多様な参加の仕方が保障されている」のがeスポーツ大会の良いところ…と感じたそうで、今年度中に大会を開催したいということです。
こうした動きはeスポーツに携わる者として大変うれしい限りで、私たちもできる限りのご協力をさせていただきたいです。そして、eスポーツの持つ可能性と仲間を広げてくれるFALL GUYSに感謝!
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