【全競技共通】トレーニングを継続すること

「継続は力なり」という言葉はよく聞かれます。全国大会で対戦させていただいた方々に聞くと、まさにこの言葉の重みを感じさせられます。
「体調的に厳しい時もあり、負荷を変えることもあるけどこのトレーニングは継続しています」
と話されます。後日、同じトレーニングをやってみましたが…続けることの難しさを痛感しています。なにかやらない言い訳を考えている自分に気づきます。

 いろいろと変遷はありますが私自身が継続してきたトレーニングはあります。

1.ランニング

 毎日3km走り続けました。最初は頑張ってタイムなどを測っていましたが、頑張ると毎日続けることが嫌になってきていたので、マイペースを守ること、足を着くタイミング、股関節を使うことを意識しながら気持ちよさ優先で走りました。そうしているうちに徐々にペースを上げたくなってきました。この感覚が気持ち良くなり、知らず知らず楽に走れるようになっていることにモチベーションが上がりました。

2.自重トレーニング

 腹筋、背筋、腕立て伏せ、かかと上げ、スクワットを継続しました。1日の回数を増やすことはしませんでしたが、精度を高くしていくことができていました。体への意識が繊細になる感じがしてトレーニングというよりも体へ刺激を与えるというイメージで行っていました。

3.フットワーク

 常に息が上がってしまう、苦手意識があったフットワーク。息が上がってくると姿勢が高くなり、さらに負荷が高くなることに気づきました。特にラケットを振った後の移動で姿勢が高くなり、ラケットを振るときに姿勢を低くする負荷が高くなりました。しかし、継続していると移動で姿勢を低く意識することができ、思ったよりも回数が多く持続でき、ラリーをイメージして速くしたり遅くしたりできるようになってきました。苦手な方向への移動も解消されていったように感じます。

 「とりあえずやってみる、もう少し続けてみる、感覚はどう変わってきたのか感じてみる、少し工夫を加えてやってみる、少し続けてみる」

この繰り返しが大切だと思います。一つでもいいですので何か継続できることを見つけ、バドミントンもより楽しめるようになるといいですね。

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この記事を書いた人

有田 圭一のアバター 有田 圭一 日本体育協会公認スポーツ 指導者コーチ3     (バドミントン)     バドミントンアカデミー   管理人

バドミントンコーチ兼プレーヤー、高校教員
指導者資格:日体協会バドミントン公認コーチ3
競技実績:2018全日本シニア大会45歳代男子ダブルス準優勝、
2019年世界シニア大会(ポーランド)45歳代男子ダブルスベスト8
指導実績:全国高校大会優勝、長崎国体少年男子優勝
趣味:山歩き、熱帯魚飼育、観葉植物、釣り、読書

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