
ユニクロが2022年より支援している「WORLD MOGUL. CAMP」が、4月4日(木)札幌会場である、さっぽろばんけいスキー場(北海道札幌市)を皮切りに開幕した。
「WORLD MOGUL. CAMP」は、 「本物を見て、胸をときめかせ、夢に向かって一生懸命頑張る時間を持ってもらいたい」という想いから始まったプロジェクト。
3会場目となる12日(土)の白馬会場・エイブル白馬五竜では、2025W杯MO総合ランキング現在1位のミカエル・キングスベリー選手、2025W杯MO総合ランキングで現在3位にランクインしている期待の若手選手ニック・ページ選手、北京2022冬季五輪金メダリストのウォルター・ウォルバーグ選手といった特別ゲストに加え、日本代表期待の新星、冨高 日向子選手、伊藤 真凛選手を国内ゲストとして迎え、子供たち34名をはじめとする、参加者49名に向けてレッスンを行った。
また、当初参加を予定していた堀島 行真選手は、怪我のためオンラインでサプライズ登場となった。
イベントレポート

まずは、今回怪我の影響で、急遽出演見送りとなった堀島 行真選手が、レッスン前に集まった子供たちの前に、オンラインでサプライズ登場。堀島選手がモニターに映し出されると、会場では歓声が沸き起こりました。
最初に行われた質問コーナーでは、子供から技を成功させるコツを聞かれると、堀島選手はオンラインではありながらも身振り手振りを交えながら真摯に回答していた。最後には、「今日は、ミカエル選手をはじめとしたトップ選手が来てくれて、皆さんと交流する場を作っていただいているので、この場を大切にしてほしいです。僕自身も(ウォルター選手、ミカエル選手、ニック選手から)学ぶことが多いのでもしこの中にモーグル選手になって活躍したいと夢見ている参加者の方がいたら、トップの選手が考えていることや姿を学んで今後の生活に活かしてほしいです。これからも頑張ってください!」と、子ども達に激励のメッセージを送った。
その後、会場をゲレンデに移しキャンプのプログラムがスタートすると、まずは選手によるデモ滑走が実施。滑走のスタートコールを務めたウォルター選手は、「参上!」などと時々日本語を交えながらスタートの合図を送ると、選手たちは華麗なコブ捌きを見せました。見学した子供たちは、選手の一挙手一投足に目が釘付けとなっている様子で、各選手の滑走ごとに会場は拍手に包まれていた。

イベント終盤には、3チームに分かれてレッスンが行われました。レッスンが始まると、各チームを担当している選手が先に滑走し見本を見せ、笑顔で手を振って参加者を迎えていた。ミカエル選手はレッスン開始直後に「1、2本目はみなさんの滑りを見させてください。」と伝え、じっくりと観察すると、3本目からは「少し身体が後傾しているから前に重心を持ってきましょう。」などと一人一人に向けて的確なアドバイスを送る様子が印象的だった。
レッスンに参加した10歳の男の子は、「世界トップクラスの選手に自分の滑りを見てもらえる機会は本当に貴重だと思うので、早く滑りたくて仕方がなかったです!今日指導してもらったことを明日からの練習でも意識して、もっと上手くなりたいです。」と世界のトップ選手から指導を受けられた喜びと、未来への意欲を覗かせていた。
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ユニクロは今後も、モーグル界のさらなる発展に貢献するとともに、スポーツを通じ、未来を担う子供たちの夢を育み、より良い社会の実現を目指していくとのこと。
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