【eスポーツでまちづくり】新潟県長岡市の本気(マジ)学生サークル

 長岡市・栃尾地域交流拠点施設トチオーレにあるeスポーツ施設「e-GATE」で2月23日にeスポーツイベントが開催されました。主催したのは市内にある長岡技術科学大学の学生サークル「NUTe」(ニュート)の皆さんです。

地元高校生にスマブラをレクチャー

 e-GATEは長岡市が地域活性化を目的に市内2か所に整備したeスポーツ施設で、市民が自由にプレイできるようになっています。その活用方法のひとつとしてNUTeのように独自のイベントを開催する団体も出てきています。

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 NUTeには、プレイヤーとして大会に出場するゲーム部門のほかに、こうした体験会などの運営を行うイベント部門があり、対戦会や福祉施設での体験会といったイベントを年間に10回以上運営するなど活発な活動を行っているそうです。

 そんなNUTeの代表を務めるが静岡県出身の鈴木想さん(工学部3年生)です。NUTeは鈴木さんが大学に入学してから新たに作ったサークルだそうです。

 実は鈴木さんは、高校生の時にも部活動としてeスポーツ部を立ち上げた経験があり、地元企業とタイアップした校内eスポーツ大会の開催や、体育祭の種目にeスポーツが取り入れられるなどの足跡を残しています。

 その時の盛り上がりや熱気が忘れられず、大学進学後もすぐにeスポーツサークルを立ち上げた鈴木さん。最初は5人だったメンバーも今では100人を超える大所帯になったそうです。今回のe-GATEでのイベントもその活動のひとつで、特にイベント部門では「eスポーツを使って何かをやりたい」という人に、目的に合わせた企画をプランニングする活動を進めています。

チラシで誘客するNUTeのメンバー

 こうした実績から鈴木さんは長岡市のeスポーツ推進協議会のメンバーに加わっていて、プレイヤー目線を代弁する若者代表として、まちづくりにも積極的に関わっています。eスポーツを活用したまちづくりを進める長岡市の取り組みに、NUTeのような団体が掛け合わされることは、官民一体となった立体的な動きやまちづくりの担い手となるデジタル人材の確保に繋がっていきます。
 今後はプレイヤーも観戦者も熱くなる‟eスポーツの魅力を伝えられるようなイベント”をやっていきたいと話す鈴木さん。NUTeの本気な活動から目が離せません。

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新潟の日本テレビ系列局・テレビ新潟放送網(TeNY)で結成されたeスポーツ部です。
社内のゲーム好きが集まって2019年にゆる~く結成。
現在は様々なタイトルで月イチ「TeNY杯」なる大会を実施・運営しております!
決してゲームの‟プロ”ではありませんが楽しく仲よく元気よく。
新潟のeスポーツシーンを盛り上げるべく仕事の合間を縫ってモゾモゾしています…

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