バレーボールを全く知らない人が、バレーボールの最高峰のV.LEAGUEで広報活動っぽいことをすることになり、いろんな記事や見たり、いろんな選手たちと話をし、試合の実況を聞いたりしながら、バレーボールってなんだろ?と思ったこの1年間。
同じようにバレーボールをこれから見てもらう人に、予備知識・豆知識として、知っていると、もっとバレーボールがよく分かる(かもしれない)情報をまとめてみた。
個人的な偏見が入っているので、もっと詳しい情報は検索を。
バレーボールって?その由来〜Vリーグのルールまで
1895年にアメリカYMCAのウィリアム・G・モーガンが、
「雨の日や冬の寒い日、屋内でやるスポーツないかな・・・
最近流行りだしのバスケットボールだと、身体がぶつかったりして怪我など危ないし、
女性や子ども、高齢者が気軽にできるスポーツないかな・・・
テニスは人数が4人までしかできひんし、大人数で気軽にできるスポーツ・・・
せや!
この前インドに行ったて同僚が「ミントン」(バドミントンの原型)っていう羽を使ったスポーツがあるって言ってたわ!
それを、ボールに変えてやったらどうや!
名前は・・・
「ボールを下に落とさず相手に返す」のがテニスで言うところの「ボレー(Volley)」だから、Volley Ballや!」
こんな感じで出来たのがバレーボール(VolleyBall)
毎年色々とルールやレギュレーションが変わり、大会によって変化する
ルール的なこと
6人制の基本的なことを一部抜粋
詳細はV.LEAGUEの観戦ガイドを。
- 3回で相手コートにボールを返す
- ブロック時にボールに触るのは回数に数えない
- ボールを持ったらダメ
- 足で蹴ったり、身体のどこを使ってもOK
- 後衛(後ろの3人)は、アタックラインより前でアタックしたらダメ
アタックする時は後からジャンプ!(バックアタック) - 後衛(後の3人)は、ブロックしたもダメ
- ネットに触ったらダメ
- ネットを越えてもダメ
相手の攻撃をブロックする時越えてもはOK - サーブ権を取った時は、時計回りにローテーション(位置が変わる)する
- サーブはネットに当たって相手コートに入ってもOK
- リベロの人は、後衛(後の3人)の誰と何回でも交代OK
- サーブを打つまで、自分の位置(前衛・後衛の左中右)の並びにいないとダメ
試合(V.LEAGUE)での決まり
- 1セット25点先取で3セット取った方が勝利の5セットマッチ
5セット目は15点先取 - ラリーポイント制(ラリーに勝ったチームが得点)
- どちらかのチームが先に8点16点を取った時に「テクニカルタイムアウト」という名の休憩が入る
- タイムアウトは1セット2回まで
- 選手交代できるのは1セット6回まで
- 主審に相談(抗議ではなく、あくまで相談)できるのはキャプテンだけ
バレーボールのポジションについて
バレーボールのポジション(プレー位置)の名称は、いろいろと変わる。
今、よく使われている名称を説明
アウトサイドヒッター(OH)
コートの左右から攻撃をする攻撃主体の選手。
でも、セッターがコートの右に行くので、コートの左にいる。
左から攻撃するので、右利きの選手が多い。(セッターを見ながら飛ぶので)
攻撃時には助走のため、コートの外にいたりする。
バックアタックも多く、後から飛んでくるので、ジャンプ力がある選手が多い。
近畿クラブスフィーダでは、#11 本多 駿選手や#18 後藤 陸翔選手 #4 藤川 佳大選手など
ミドルブロッカー(MB)
コートの真ん中にいて、主に守備(ブロック)主体の選手。
攻撃時には、セッターの近くにいるので、クイック(速攻)攻撃をすることが多い。
助走するスペースがないので、とにかく身長が高い選手が多い。
ブロックは真ん中で左右にOHやSの前衛の選手が入ることが多い。
近畿クラブスフィーダでは、#3 河戸 俊亮選手、#13 那須野 裕進選手、#22 フランシス ムヤカバング選手など
セッター(S)
コートの真ん中から右らへんにいて、トスを上げてアタッカー(OH、MB)にボール打たせる選手。
強烈なサーブを打つ選手も多い。
攻撃の組み立てを行うので、バレーボールIQが高くないとダメ。
相手チームの選手の位置を見て、誰に上げる(攻撃をさせる)かを決めたりする。
背が低くてもできるポジションだけど、背が高いとツーアタックしたり、ブロックもできたるする。
近畿クラブスフィーダでは、#25 小磯 智紀選手、#12 中田 雄大選手など
リベロ(L)
後衛の選手と何回でも交代ができる守備専門の選手。
主に後衛のミドルブロッカー(MB)と交代する。
わかりやすいように、1人だけユニフォームの色が違う。
攻撃的なプレーはできないので、サーブ、(ネットよりも高いボールを)アタック、ブロック、前衛でのセッタープレイ(オーバーハンドパスでアタッカーにボールを打たせる)などは出来ない。
ってことで、ネットよりも低いボールをアタックすること、前衛でアンダーパスでアタッカーにボールを打たせること、二段トス(後衛からオーバーハンドパスでセットアップする)は出来る。
リベロとして出場しないときは、普通にアウトサイドヒッター(OH)やセッター(S)として出場する。
近畿クラブスフィーダでは、#16 大原 悠選手、#14 荒木 琢真選手など
オポジット(OP)
セッター(S)の対角(オポジット)にいる選手。
リベロ(L)ができたので、超攻撃主体の選手や、セッターぽいことをする選手など、チームよって役割は無限大。
左利きの選手が多く、左利きの攻撃主体の選手のポジションがオポジットとなることが多い。
後衛時には、隣にリベロがいるので、サーブレシーブをお任せすることが多い。
左利きが少ないチームでは、OHの江口 颯人選手がOPとして入ることが多い。
近畿クラブスフィーダでは、#1 山本 映樹選手、#29 江口 颯人選手など
近畿クラブスフィーダのポジション一例
2021-22シーズンで良く使われたチーム構成です
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