【ちだやすとも】スポーツメンタルと学習を繋ぐコーチング #2 5番打者と数学の問題に共通する”集中力”

スポーツメンタルと学習をつなぐコーチの「ちだやすとも」です。

今回は、スポーツメンタルと学習をつなぐことにおいて、私が大事にしている部分をお伝えします。

前回の投稿において、私は皆さんに「スポーツと学習はつながっていると思いますか?」と問いかけをいたしました。

私自身、教育業界に携わるまで、スポーツメンタルと学習に共通点があるなんて、考えたこともありません。スポーツと学習は別物だと。

しかし、個別指導塾で講師をはじめてから、私は「スポーツと学習は繋がっている」と実感したのです。

ある日、野球部に所属する中学3年生を担当することがあり、彼はチームで主軸を担い、打順では5番を任されていました。

あくまでも一般論に過ぎませんが、5番バッターはチャンスに強いと言われています。

その前の4番がチャンスに回ってきて、1塁が空いていると、決まって敬遠四球をし、

5番がランナーをホームベースに返す役割を担うのです。

彼は「チャンスは好きだし、強いです」と言い切ったのです。

私は「なるほど」と思いながら、図形問題の解答を観察していました。

当時彼は、図形がそれほど得意ではないという話でした。

しかし、私が証明問題の解説をすると、誤記も無く確実に問題を解いていくのです。

「チャンスが強い=確実に問題を解く」

余計なことを考えずに、バッティングに集中できること。

余計なことを考えずに、数学の図形問題を確実に解くこと。

私は、これら2つが「集中力」としての共通項を持つのではないかと考えました。

実際、彼にその話をしてみると、わからないなりに納得をしてくれました。

もちろん、同じような状況がすべてに当てはまるとは限りませんが、

こうして、共通項を見つけていく事で、嫌いな数学が好きな数学に変わることができればありがたいなと思っています。

皆さんも、ぜひスポーツと学習で共通項を見つけてみてはいかがでしょうか。

スポーツメンタルと学習のコーチングをしています。

https://sportsmental-learning.com

オンライン家庭教師をしています。

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