横浜F・マリノス、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)準々決勝でアルナスルに1-4で敗戦。スター軍団に屈し、悲願のアジア初制覇はならず。
・横浜FM、前半だけで3失点し苦戦 ・渡辺皓太のゴールで一矢報いるも、痛恨の退場で万事休す ・ロナウド、マネ、デュランがゴール決める ・サウジ勢が圧倒的な強さを見せる展開に
横浜FM、前半で勝負決する展開に
ミス絡みで失点重ねる
横浜F・マリノスは、ACLエリート準々決勝でサウジアラビアのアルナスルと激突。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、セネガル代表FWサディオ・マネらスターを擁する強豪に挑んだ。
開始直後から押し込まれる展開となり、前半27分にトーマス・デンのクリアミスからデュランに先制点を許すと、続く31分にはカウンターからマネに鋭いシュートを叩き込まれ2点差。さらに38分にはブロゾビッチのシュートを朴一圭が弾いたこぼれ球をロナウドに押し込まれ、前半だけで0-3と厳しい状況に追い込まれた。
渡辺皓太が反撃も…数的不利に
後半に入り、横浜FMはアンデルソン・ロペスらを投入して反撃を試みるが、開始直後の49分にもデュランに追加点を許してしまう。
それでも53分、A・ロペス、遠野大弥の連携から渡辺皓太が右足でゴールを決めて1点を返し、意地を見せた。しかし、その渡辺が後半28分に2枚目のイエローを受け退場、数的不利となり反撃の勢いも止まった。
その後も何度かチャンスは作ったが決定機を生かせず、結果的に1-4の完敗。横浜FMは2大会連続のベスト4進出とはならなかった。
指揮官・選手たちの悔しさ
キスノーボ代行「ミスが全て」
試合後、暫定指揮官のパトリック・キスノーボは「最初の失点が全てだった」と振り返った。「相手にやられたのではなく、自ら与えたゴールが多かった」と悔しさをにじませた。
一方、DF松原健も「前回大会と同じミスから失点してしまった。教訓が生かせなかった」と語り、個の力では劣る中、チーム力で覆せなかった現実を痛感した様子だった。
サウジ勢の圧倒的な勢力
今回の準々決勝では、アルナスルのほか、アルヒラル、アルアハリとサウジ勢3チームが全て勝利し、ベスト4進出を決めた。
ACLエリートが実質サウジアラビア勢の独壇場となる中、東アジア勢最後の希望である川崎フロンターレも厳しい戦いが待っている。
まとめ
横浜F・マリノスは、スター軍団アルナスルに完敗を喫し、ACLエリート準々決勝で姿を消した。前半のミスが命取りとなり、後半の反撃も及ばなかった。厳しい現実を突きつけられたが、Jリーグ後半戦、そして来季に向けてこの悔しさを糧に再出発を期す。
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