2025年9月3日、バンコクで開催されたバレーボール女子世界選手権準々決勝で、日本代表(FIVBランキング4位)はオランダ代表(同8位)と対戦。3-2のフルセットの激闘を制し、15年ぶりのベスト4進出を果たした。キャプテン石川真佑、和田由紀子らが躍動し、メダル獲得へ大きな一歩を踏み出した。
・日本がオランダに3-2で勝利し準決勝進出
・石川真佑が25得点、和田由紀子が27得点と大活躍
・2010年以来15年ぶりのメダル獲得へあと1勝
白熱の攻防、フルセットで決着
第1セットはオランダに先行される
第1セットは高さを活かしたオランダが序盤から流れを掴む展開。日本は宮部藍梨のサービスエースや佐藤淑乃のスパイクで食らいつき、一時は13-13と並ぶが、終盤にオランダが再び突き放し20-25で先取を許した。
第2セット、日本が8連続得点で流れを変える
第2セットでは、関菜々巳のサーブから8連続得点を奪い、日本が主導権を握る。石川真佑の強打、和田由紀子のアタックが次々と決まり、25-20でセットを奪い返した。
第3セットも競り合いの末オランダが奪取
第3セット、日本は北窓絢音の好レシーブから得点を重ねるも、中盤でオランダの勢いに押され、最大6点差をつけられる苦しい展開に。佐藤や石川が粘りを見せたが22-25でセットを落とした。
土壇場で光った日本の総合力
第4セット、島村・宮部のブレイクで勝負を振り出しに
第4セットは、互いに譲らない攻防が続く中、島村春世の移動攻撃や宮部のサービスエースで抜け出した日本。佐藤のスパイクも冴え、25-22でセットを奪い、勝負の行方は最終セットへ。
最終セット、キャプテン石川が勝利を引き寄せる
第5セット序盤は連続失点で0-3とリードを許すも、和田のサービスエース、島村のブロード攻撃で6-6と追いついた日本。終盤は石川が攻守にわたり存在感を発揮し、12-11からの連続得点で試合を決めた。最後も石川のスパイクで締め、15-12で劇的勝利を飾った。
まとめ
女子日本代表は、世界ランキング8位のオランダをフルセットで下し、見事準決勝進出を決めた。石川真佑、和田由紀子らの活躍が光り、2010年以来となる15年ぶりのメダル獲得に王手をかけた。次戦は9月6日(土)、アメリカ対トルコの勝者との準決勝に挑む。
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