2025年4月、ヴォルフェ北海道はクラブ公式のD2Fサービス「WOELFE DIRECT(ヴォルフェ・ダイレクト)」を立ち上げました。クラブの活動や思想を、もっと丁寧に、もっと直接的に届けていきたい。そんな想いから生まれた仕組みです。
女子フットサルクラブである私たちは、北海道・旭川エリアを拠点に活動しています。今では廃校となっている、かつて小学校だった校舎を再活用した体育館で練習を重ねながら、地域の人々とともにスポーツとアートの“あいだ”を手探りで走ってきました。
この4月には、クラブの思想や制作背景を届けるデジタル・ジン「NOROSI Digital(ノロシ・デジタル)」をスタートし、支援のかたちを共につくるメンバーシップ制度「WOELFE PACK(ヴォルフェ・パック)」の構築も進めています。
いずれも、応援されるだけのクラブではなく「関係をつくる」ための仕組みです。
WOELFE PACKでは、WHITE・GOLD・REDという3つの関わり方を選べるようになっています。価格の上下ではなく、関係の濃度の違い。それぞれのペースで支えてもらえたらという想いで設計しました。
その一部として、私たちはオリジナルのアートカードを制作・配布する予定です。単なるグッズではなく、クラブの思想や感情を、言葉にできないまま手元に届けるための「ひとかけら」。
遠く離れていても、いつ来られるかわからなくても、手紙のようにクラブとつながれる手段を模索しています。デジタルの向こうに人の気配が生まれるような関係を。
「未完成のクラブに、未完成のあなたを」
この言葉を、直近投稿した記事のタイトルに選びました。
完璧な仕組みではありません。説明が必要な制度も多いです。それでも今、試す価値があると思っています。
2025年5月23日からは、WOELFE PACKの本申込もスタートする予定です。
このクラブの歩き方に関心を持ってくださる方がいたら、ぜひ一度、のぞいてみてください。
▶ ノロシ・デジタルの記事「未完成のクラブに、未完成のあなたを」を読む
▶ WOELFE DIRECT(ヴォルフェ・ダイレクト)を見る
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