記事のポイント
・WBC予選 台湾がニカラグアに0-6で完敗、1勝2敗で3位に転落
・2勝1敗のスペインと25日に本戦出場を懸けた決定戦に挑む
・SNSでは台湾代表への厳しい声が相次ぐ「このレベルの試合なら早寝が健康にいい」
・台湾のエース徐若熙が158キロの速球を披露し、地元ファンを沸かせるも勝利には結びつかず
ニカラグアに完敗、台湾は崖っぷち
2026年3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の予選ラウンドが、23日に台湾・台北ドームで行われた。地元・台湾代表(チャイニーズ・タイペイ)は、ここまで2連勝中のニカラグアと対戦したが、0-6で完敗。1勝2敗となり、本戦出場に向けて後がない状況となった。
台湾は初回に2点を失い、6回には犠牲フライで追加点を許す。さらに9回には3失点し、最終的にニカラグアに6点差をつけられる形で敗れた。投手陣は粘りを見せたものの、打線が機能せず、無得点のまま試合終了。地元ファンの期待を大きく裏切る結果となった。
SNSでは台湾代表への厳しい声
この敗戦を受け、SNSでは台湾代表への厳しい声が飛び交っている。
- 「このレベルの試合なら、早寝が健康にいい」
- 「ニカラグア戦は特にひどかった。試合途中に帰るファンがほとんどだった」
- 「プレミア12で優勝したチームとは思えない。完全に別のチーム」
特に昨年11月のプレミア12で侍ジャパンを破り優勝した台湾だっただけに、今回のWBC予選での苦戦は大きな失望を招いている。
また、現地メディアが観客動員数の増加を報じる一方で、ファンからは「悲劇を目撃した最多人数の記録」「興行収入のことしか考えていない」といった辛辣な意見も上がっている。
台湾、スペインと最終決戦へ
台湾は1勝2敗で3位となり、25日に2勝1敗で2位のスペインと本戦出場を懸けた決定戦を行う。
台湾の世界ランキングは2位、スペインは24位と大きな差があるものの、予選ラウンドで台湾はスペインに5-12で敗れており、決して楽な戦いではない。
地元メディア『聯合新聞網』は「泣いても笑ってもあと1試合。満員の大観衆を歓喜させる結果に期待しよう」と報じ、台湾代表の奮起を促している。
台湾の切り札・徐若熙の158キロが話題
敗戦の中でも、台湾の切り札・徐若熙(シュー・ルオシー)投手が158キロの直球を披露し、超満員の観客を沸かせた。
4回2死の場面でマウンドに上がった徐若熙は、98.2マイル(約158キロ)の速球で打者を打ち取る圧巻の投球を見せた。
21歳でプロデビューを果たした徐若熙は、デビュー戦でアウト11個をすべて三振で奪うという驚異的な成績を残したものの、度重なる故障に苦しみ、22年にはトミー・ジョン手術を受けた。今回のWBC予選では完全復活を印象付けたが、チームの勝利にはつながらなかった。
まとめ
台湾はニカラグアに0-6で敗れ、1勝2敗で3位に転落。25日にスペインとの決定戦に勝てば本大会出場、負ければWBC連続出場が5大会でストップする。
SNSでは台湾代表への厳しい意見が相次ぐ中、エース・徐若熙の158キロ直球は地元ファンを沸かせた。スペイン戦での台湾代表の巻き返しに注目が集まる。
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