2026年3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の組み分けと1次ラウンドの日程が発表され、日本代表「侍ジャパン」は東京ドームで行われるC組に入り、3月6日の初戦で台湾と対戦することが決まった。24年の「プレミア12」決勝で敗れた因縁の相手との再戦に注目が集まる。
記事のポイント
・日本はC組に入り、初戦で台湾と対戦(3月6日・東京ドーム)。
・韓国、オーストラリア、チェコと同組、激戦が予想される。
・各組上位2チームが準々決勝へ、勝ち上がればD組上位と対戦。
・準決勝・決勝はマイアミで開催、日本には長距離移動という試練も。
C組決定、日本は「死の組」へ
台湾との因縁の再戦
第6回WBCの1次ラウンドで、日本はC組に入り、初戦で台湾とぶつかることが明らかになった。台湾は、2024年11月のプレミア12決勝で侍ジャパンを0―4で破った強敵。国際舞台での成長著しい台湾は、U世代から着実に力をつけ、今回のWBC予選も勝ち抜いた。リベンジに燃える日本にとっては、難敵との初戦での激突となる。
組み合わせの全貌
プールCは東京ドームで開催され、日本は3月6日の台湾戦を皮切りに、7日に韓国、8日にオーストラリア、そして10日にチェコと対戦する。すでに決定していた他の4チームに台湾が加わり、プールCはアジアの強豪が揃う「死の組」と化した。韓国メディアも「史上最も困難なグループ編成」と表現するほどだ。
WBCの全体スケジュールと組み合わせ
準決勝進出へ向けた道筋
WBCは全20チームが4つのプールに分かれ、各組の上位2チームが準々決勝へ進出する。プールCを勝ち抜いたチームは、米フロリダ州・マイアミで行われる準々決勝で、ベネズエラやドミニカ共和国などが所属するプールDの上位チームと対戦する。さらに勝ち上がれば、準決勝は3月15日・16日、決勝は17日(日本時間18日)に行われる。
移動という試練
日本が抱える大きな課題が「長距離移動」だ。プールCの開催地・東京から準々決勝の舞台・マイアミまでは約15時間のフライトが必要で、日程上も非常にタイト。予選最終戦が3月10日、準々決勝が16日という日程は、選手のコンディション調整に大きな影響を及ぼす可能性がある。侍ジャパンの戦略には、現地先行入りやMLB選手の投入タイミングなど、柔軟な対応が求められる。
各プールの組み合わせ一覧
- プールA(プエルトリコ・サンファン):プエルトリコ、キューバ、カナダ、パナマ、コロンビア
- プールB(米テキサス州ヒューストン):アメリカ、メキシコ、イタリア、イギリス、ブラジル
- プールC(東京ドーム):日本、台湾、韓国、オーストラリア、チェコ
- プールD(米フロリダ州マイアミ):ベネズエラ、ドミニカ共和国、オランダ、イスラエル、ニカラグア
まとめ
日本は厳しいC組に振り分けられ、初戦からプレミア12での因縁を持つ台湾との対戦が決定した。アジアの強豪国がひしめくこのグループで、どの試合も気の抜けない展開が予想される。さらに、予選を突破しても待ち受けるのは過酷な移動と連戦。連覇を目指す侍ジャパンにとって、真の試練はすでに始まっている。
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