山中杯争奪6人制バレーボール大会
2023年6月25日に、大阪のおおきにアリーナ舞洲で行われた山中杯争奪6人制バレーボール大会に出場いたしました。
この大会は9月に行われる「近畿総合」(※近畿6人制バレーボール総合男子・女子選手権大会)への出場権も兼ねた大会で、優勝、準優勝で出場権を得ることができます。
出場チームは6チーム。
V2きんでんトリニティーブリッツ、V2クボタスピアーズ、大阪ガス、東洋アルミ、伊藤忠、そして近畿クラブスフィーダ。
2回勝てば近畿総合への出場権を獲得できる。
しかしここで1つ大きな問題があった。
実業団にとってはこの大会が近畿総合への予選であるのと同様に、大学チームにとっては、大学のリーグが予選である。
つまり、選手は同一大会には1つのチームからしかエントリーできないので、チームの半数を占める、大学のリーグに出場した近畿大学体育会バレーボール部の選手が出場できないということである。
背番号 | 名前 | ポジション | 身長 | |
2 | 中村洸稀 | OH | 186 | 莵道高校 → 立命館大学卒 |
3 | 川野誠和 | OH | 193 | 桜塚高校→近畿大学(1) |
12 | 中田雄大 | S | 185 | 熊本城北高校 → 近畿大学卒 |
13 | 那須野裕進 | MB | 188 | 岡谷工業高校 → 近畿大学卒 |
16 | 大原遥 | L | 174 | 聖隷クリストファー高校 → 近畿大学卒 |
21 | 武田大直 | S | 177 | 鳥取商業高校 → 近畿大学(4) |
24 | 三杉遥 | OH | 183 | 近江高校→近畿大学(1) |
27 | 楠本竜也 | L | 172 | 開智高校→龍谷大学卒 |
33 | 新田陸 | L | 175 | 昇陽高校→近畿大学(1) |
34 | 大手一真 | OH | 182 | 市立尼崎高校 → 立命館大学卒 |
36 | 柴田透人 | L | 169 | 緑高校→近畿大学(1) |
武田大直選手、新田陸選手は現近畿大学バレー部の学生コーチ、柴田透人選手も学生スタッフ。
中村洸稀選手は前十字靭帯断裂からの復帰戦。
MBが1人にリベロが4人。
リーグが終わって(3月)から初めてボールに触る選手もチラホラ・・・
どうなるんだ?と気になる初戦は、東洋アルミさんとの試合でした。
東洋アルミ戦
背番号 | 名前 | 身長 | |
MB | 13 | 那須野裕進 | 188 |
MB | 3 | 川野誠和 | 193 |
OH | 16 | 大原遥 | 174 |
OH | 24 | 三杉遥 | 183 |
OP | 34 | 大手一真 | 182 |
S | 12 | 中田雄大 | 185 |
L | 27 | 楠本竜也 | 172 |
なかなか見たことがない布陣。
川野誠和選手はMBをやるのが3年ぶりと。大原選手、三杉選手の遥対角。近畿大学体育会バレーボール部は、先日までの西日本インカレで、レギュラー選手の練習がメインで控え組はあまり練習してないとか・・・
大手選手のOPも初めて見る。
セットカウント 2-1 1️⃣25-19 2️⃣25-27 3️⃣25-17
辛くもフルセットで勝利する。これはヤバイヤツだ・・・
クボタスピアーズ戦
東洋アルミに勝利し、次はクボタスピアーズとの対戦。
これに勝利すると近畿総合への出場権を得ることができる、大切な一戦。
クボタスピアーズは、Vリーグ2022-23シーズンを2位で終わり、入れ替え戦でも大同特殊鋼レッドスターを破り、V2昇格を果たしている。だが、近畿クラブスフィーダはそのクボタに2勝1敗と勝ち越していた。
しかし、それはフルメンバーでのこと。今回のようなメンバーでどこまで戦えるのか・・・
背番号 | 名前 | 身長 | |
MB | 13 | 那須野裕進 | 188 |
MB | 3 | 川野誠和 | 193 |
OH | 16 | 大原遥 | 174 |
OH | 24 | 三杉遥 | 183 |
OP | 34 | 大手一真 | 182 |
S | 12 | 中田雄大 | 185 |
L | 27 | 楠本竜也 | 172 |
メンバーは東洋アルミ戦と同じ。途中で2番 中村洸稀選手が大原選手に変わって出場。
中村選手は昨年11月に前十字靭帯断裂をし、1月に手術を行い復帰戦であった。
セットカウント 2-0 1️⃣20-25 2️⃣19-25
残念ながらストレート負け。しかし、みんなよく頑張った。
1か月前から本格的に始動したとはいえ、相手はV2クボタスピアーズ。
勝って欲しかったとはいえ、現状ではこれが精一杯。
大阪ガス戦
近畿総合への出場権を得ることは出来なかったが、3位決定戦。
Vチームとしての意地を見せたいところ。
背番号 | 名前 | 身長 | |
MB | 13 | 那須野裕進 | 188 |
MB | 3 | 川野誠和 | 193 |
OH | 16 | 大原遥 | 174 |
OH | 24 | 三杉遥 | 183 |
OP | 34 | 大手一真 | 182 |
S | 21 | 武田大直 | 177 |
L | 27 | 楠本竜也 | 172 |
セッター武田選手が先発。
3試合目がスタート。みんなバテバテ。しかし、それは相手チームも同じ。
セットカウント 2-0 1️⃣25-22 2️⃣25-19
最終セットのメンバーは
背番号 | 名前 | 身長 | |
MB | 3 | 川野誠和 | 193 |
MB | 33 | 新田陸 | 175 |
OH | 24 | 三杉遥 | 183 |
OH | 36 | 柴田透人 | 169 |
OP | 34 | 大手一真 | 182 |
S | 21 | 武田大直 | 177 |
L | 27 | 楠本竜也 | 172 |
なんだかすごいメンバーでした。
武田選手は、ダブルコンタクトしまくりで頭を抱えたりとか、MBの新田選手はMBのコーチングしてるからいけるやろとか・・・
でも、みんな笑顔でプレーをしていて、とても楽しそうでした。
結果
試合が終わって、すぐに表彰式。
3位ということで、表彰状をいただきました。
今シーズンのいろいろな反省点が丸見えだった大会であったと思います。
今回の会場であった「おおきにアリーナ舞洲」のサブコート。
しっかりした観客席がなく、コートエンドの真後ろにアクリル板で囲まれたベンチ椅子スペース。
試合中の選手が手の届く位置にいて、ボールが飛んできたり、臨場感はすごかったです。
今回初のスマホ単体でのYoutube Live配信でしたが、音声等に不満がいっぱい。
簡単に配信することができましたが、いろんな情報とかを伝えられないことが難点ですね。
最後に、一番頑張った三杉遥選手(近江高校→近畿大学1年生)の疲れ切った笑顔
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