【塩原恒夫】節目の時に歴史が語りだす〜第70回有馬記念予想実況

令和7年、70回目の締めくくり。ファンとの絆が生み出してきた数々の歴史が、中山競馬場2500メートルのターフを塗り替えるー牝馬の連覇か、3歳馬の勢いか、それとも…夢・グランプリ、16頭ゲートイン完了です。

第70回有馬記念、スタートしました。奇しくも隣り合わせのサンデーレーシング、黒い帽子も赤い帽子も好スタートを決めました。並んだ6番ゼッケン=メイショウタバルと武豊が、ここは先団を引っ張る形になるのか。その外から、ミステリーウェイです。

超満員・正面スタンド前を単騎先頭で連勝中ミステリーウェイ思いっ切った逃げ、3馬身差単独2番手メイショウタバル、巡ってきたチャンス菊3着エキサイトバイオと、同じ1枠シンエンペラーが続く。日経賞再現へマイネルエンペラー、中山5連対の実績コスモキュランダ、JC激闘のスピリットを感じてアドマイヤテラ、未踏の領域へエルトンバローズ。そして皐月賞馬ミュージアムマイル、秋の盾2着の悔しさをぶつける。さらに内ダノンデサイルと外タスティエーラ、ダービーホース競演だ。GⅠ常連6歳馬ジャスティンパレス、その後ろにレガレイラ、連覇はルメールの手綱に託されました。メルボルン帰りのディープ産駒シュヴァリエローズ、クラシックのターフを踏んできたサンライズジパングがいて、最後方アラタ8歳の野望。以上16頭です。

最終コーナー回って、直線コース。先頭はメイショウタバル、突き放しにかかるところをシンエンペラーが食い下がる。そして、ミュージアムマイル上がってきた、ミュージアムマイル。さらには、ダノンデサイル。一気に、レガレイラやって来る。メイショウタバル逃げる、ミュージアムマイル、レガレイラ〜レガレイラだ、レガレイラ!牝馬が、連覇の歴史を築くー今年は、ホープフル・パートナー=ルメールと共に、駆け抜けました!!2着争いは、ミュージアムマイルか、ダノンデサイルか。メイショウタバルも最後まで粘りました。

結論。1着5番レガレイラから、3連単フォーメーション。2着に4番・6番・9番、3着に2番・3番・4番・6番・9番。

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この記事を書いた人

塩原 恒夫のアバター 塩原 恒夫 フリーアナウンサー

1987年フジテレビ入社、アナウンス室勤務〜2017年7月BSフジに出向し、広報担当局長としてアナウンス業務も兼ねる。2022年3月フジテレビを退社、同年4月よりフリーアナウンサー。フジテレビNEXT/F1中継や、福島テレビ・エキサイティング競馬のMCを担当する。

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