記事のポイント
・富永啓生がBリーグ入り目前、北海道が最有力候補
・Gリーグでの経験を経てNBAを目指す中での決断
・ロイブルHC就任の北海道との“師弟再会”が実現か
・BリーグからNBAを目指す新たな挑戦が始まる
日本のシューター、Bリーグで再出発
2024年パリ五輪男子バスケットボール日本代表のシューティングガード・富永啓生(24)が、Bリーグへの加入に向けて最終調整に入っていることが明らかとなった。複数クラブが獲得に乗り出しているが、B1東地区に所属するレバンガ北海道が最有力とされている。
富永は今季、NBAインディアナ・ペーサーズ傘下のGリーグチーム「マッドアンツ」に所属し、14試合で平均5.4得点を記録。しかし、限られた出場時間に悩み、キャリアの再構築を模索する中、日本のプロリーグであるBリーグへの関心を公言していた。
ロイブルHCとの縁と北海道の野心
ロイブル新体制に富永が呼応か
北海道は5月13日に新ヘッドコーチとしてトーステン・ロイブル氏の就任を発表。ロイブル氏は東京五輪で3人制バスケ男女代表を指導し、当時選手だった富永と深い関係を築いていた。Bリーグ・プレミア参入を見据えた北海道にとって、富永の獲得は攻守両面での飛躍を狙う重要な布石となる。
“和製カリー”と呼ばれる理由
富永は愛知・桜丘高校から米国のレンジャー短大へ渡り、その後ネブラスカ大学に編入。全米大学3Pコンテストでの優勝実績もあり、“和製カリー”の異名を持つほどの精密なシュート力が魅力。23年のW杯フィンランド戦では終盤に貴重な3Pを沈め、日本の17年ぶりの世界大会勝利に大きく貢献した。
河村勇輝の背中を追って
BリーグからNBAへ繋がる道
富永と同世代の河村勇輝は2024年にBリーグからNBAグリズリーズ入りを果たした。Gリーグでも共演を果たした両者は深い交流があり、富永も「Bリーグのレベルは毎年上がっている」と語っていた。自身もBリーグをキャリアの再出発点として、NBAという最終目標に近づこうとしている。
国内外で評価される日本人選手たち
近年では渡邊雄太、馬場雄大らがBリーグを経由し、世界の舞台で存在感を示している。富永の加入が決まれば、再び日本から世界へ羽ばたく若き才能として注目されるだろう。
まとめ
ロス五輪代表として期待される富永啓生が、日本のBリーグ入りに向けて大きく動き出した。北海道との師弟関係やチームのビジョンが一致し、移籍が実現すれば日本バスケ界にとっても大きなインパクトとなる。最終的な目標であるNBAへの布石として、Bリーグでどのような活躍を見せるのか、今後の動向から目が離せない。
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