記事のポイント
・カナダ発、世界初のプロカーリングリーグ「Rock League」設立
・2026年4月から北米と欧州で6週間の国際リーグ戦を展開
・日本から吉田知那美がアジアチームのキャプテンに就任
・男女混合、地域別の6チーム編成で世界トップ選手が参戦
・詳細な選手情報とチーム名は今秋に発表予定
世界のカーリング界が大きく前進
カナダのスポーツ興行会社「ザ・カーリング・グループ(TCG)」は4月24日、世界初となるプロカーリングリーグ「Rock League(ロックリーグ)」の創設を公式発表した。開幕は2026年4月、ミラノ・コルティナ冬季五輪とカーリング世界選手権の直後に設定されており、カーリング界の新たな歴史の幕開けとして注目を集めている。
リーグは世界6つの地域から編成された男女混合チームによって構成され、6週間にわたり週替わりでカナダ、米国、欧州各地を巡りながら熱戦が繰り広げられる予定。各チームは男子5名、女子5名で構成され、カナダから2チーム、欧州から2チーム、アジアと米国からそれぞれ1チームが参戦する。
吉田知那美、アジアの旗手に
アジア代表チームの主将に就任したのは、日本代表として長年活躍してきた吉田知那美選手。吉田は自身のInstagramで「プロリーグ、アジアパシフィックチームキャプテンに任命してもらえたことを誇りに思います」と喜びを語り、「国や大陸のボーダーを飛び越え、世界で活躍するカーリングスーパースターが生まれることを楽しみにしています」と意気込みを示した。
他にも、世界の名だたるカーラーたちが各地域の主将に選ばれている。カナダからはレイチェル・ホーマンとブラッド・ジェイコブス、スコットランドのブルース・ムート、スイスのアリナ・パッツ、そして米国からはコーリー・ドロップキンが主将を務める。いずれも世界大会で実績を残してきたトッププレイヤーたちだ。
リーグのビジョンと今後の展望
TCGの共同創設者でありCEOのニック・サルスキー氏は「Rock Leagueは、カーリングを真のプロスポーツへと進化させ、世界中のファンとアスリートを結びつける舞台となる」と説明。また、「これは始まりに過ぎず、今後さらに多くの発表が控えている」とし、今後の展開にも大きな期待が寄せられている。
同リーグの戦略アドバイザーであるジョン・モリス氏も「キャプテンの選出には、リーダーシップと氷上での実力を重視した」と語り、「ライバルが仲間となり、新星がプロとして活躍する場が生まれる」と、これまでにないチーム構成の魅力を強調した。
まとめ
世界初のプロカーリングリーグ「Rock League」の誕生により、カーリング界は新たなステージに突入した。日本からは吉田知那美がアジア代表の主将として参戦し、男女混合、地域別構成という革新的な形式が注目されている。今秋に発表予定のチーム名や選手構成も含め、今後の動向に目が離せない。
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