相原ユタカです。ひょんなことからコチラで連載を書かせていただくことになりました。
う~ん、何書こう?って考えても結局サッカーがらみの話しか出てこないんでね。だから、みんなが夢見るサッカー選手のお話・・・ではなく、もっとレアでコアなマニアックなサッカーにまつわる話をしていこうと思います。
では、これからお付き合いください。
2003年。
サッカー選手になるためにボクは初めてタイに来て、そして路頭に迷いました。日本でチームを紹介してくれるって人を信用してきてみて、あらビックリ。まったく誰も紹介できる状態じゃなかったみたいで。タイはおろか、それまで海外に出たことがなかったボクは、タイ人の「ダイ(できる)」を鵜呑みにしちゃってたんですね。
そこで、もがいた揚句出た答えがストリートサッカー。そのストリートサッカーで頑張って有名になり、賭けサッカーに呼ばれることになるのでした。
その賭けサッカーとは?
お互いのチームでお金を出し合って、勝ったチームがそのお金を持って行けるってやつです。ボクはストリートサッカーで知り合った仲間に、ピックアップの荷台に乗せられ山の麓まで連れて行かれ、木で出来たゴールのコートで試合をすることになったんです。
さて、目立つのが好きだからアップでちょっと見せつけてやろうなんて得意のリフティングを見せて、最後に頭にボールを乗っけてみんなのご機嫌を伺ったんですよ。
するとね・・・
あんな奴がいるチームに勝てるワケねえって、相手チーム帰っちゃいましてね。チームメイトからも怒られるし、踏んだり蹴ったりですよ。
都合よく他のチームとの試合が同じ日にあったからなんとかただのドライブでは終わらなかったから良かったです。しかも、その試合で2得点し試合にも勝利です。
で、その頃もちろん収入のなかったボクは、賭け金を200バーツ払うから(普通は1人100バーツ)倍の金をもらえるように約束してたのね。
でも、勝利金は全て試合に勝ってテンションの上がったみんなの飲み代となって消えました。
結局ボクはみんなより賭け金を多く払っただけの賭けサッカー。
うっすらと、タイってゆーもんが分かった経験でした。
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