カタールW杯 ベスト16 クロアチア 1 PK(3-1) 1 日本
前半43分 前田 大然
後半10分 イヴァン ペリシッチ
日本悲願のベスト8入りなるか。
互いに中2日で迎えたノックアウト方式のベスト16・決勝トーナメント1回戦は日本vsクロアチア。試合は前評判通りに1点を争う消耗戦となった。
先制したのは日本。
この日の日本はドイツ戦で1回使っただけのデザインされたCKを何度も使う。それが身を結んだのが、前半43分。CKから堂安-鎌田-伊藤-堂安と繋ぎ、堂安のクロスのこぼれ球を前田が詰め幸先良く先制し1-0で前半を終える。
だが、後半10分、右サイドのアーリークロスからペリシッチにヘッドで決められ1-1の同点とされると日本ベンチはすぐに三笘と浅野を投入する。だがこの日は三笘も相手に対策を立てられ、なかなか左サイドを組み立てられずその後試合は膠着し延長へと進む。最大の決定機は延長前半終了間際、カウンターから左サイドでボールを持った三笘がドリブルをしながらカットインしてシュートを放つもシュートは正面に飛び防がれ勝負はPK戦へ。
日本は1人目・南野、2人目・三笘が連続失敗するなど結局PK戦は3-1で敗れ、クロアチアがベスト8進出を決めた。
日本はこれでベスト8へ4度目の挑戦もあと一歩及ばななった。とはいえ、今回の日本代表、ここまでの戦いぶりは見事であった。ドイツ、スペインを破るなど、まさかのグループリーグ首位通過。今回の日本代表がW杯優勝国を立て続けに破ったことは紛れもない事実である。日本のサッカー史に名を刻んだ好チームであった。他国にも強烈な印象を残したであろう。PK戦による敗戦はある種致し方ない部分もある。胸を張って欲しい。この悔しさを4年後に活かせるか。それは選手一人一人の精進次第である。