【カタールW杯】試合巧者フランスがモロッコを2-0で下し連覇へあと1勝!!

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準決勝 フランス 2-0 モロッコ

前半5分 テオ エルナンデス(フランス)

後半34分 ランダル コロムアニ(フランス)

優勝候補筆頭の連覇を目指すフランスと今大会の旋風を巻き起こしているモロッコとの準決勝、モロッコはこの試合5バックで入るがあまり機能せず、先制したのはフランスであった。

前半5分、バランの縦パスをモロッコDFエルヤミクが一発で取りに行くが奪えずグリーズマンがフリーに。グリーズマンはエムバペへパスを送り、エムバペがシュートを放つとそのこぼれ球をテオ エルナンデスがボレーで合わせ、フランスが幸先良く先制する。

フランスはその後前からプレスをかけずハーフからの守備に徹する。当然フランスのゲーム支配率は下がるが、モロッコもカウンターがウリのチームでポゼッションする展開に慣れておらずなかなかうまくいかない。

それでも、負傷を抱えるセンターバックのサイスの交代を機にいつもの4バックに戻すと、徐々にエムバペが守備をしない相手の左サイド、ジエシュ-ハキミというモロッコのストロングポイントでもある右サイドを軸に攻撃を組み立てる。

すると、モロッコは前半終了間際CKからエルヤミクがオーバーヘッドも惜しくもポストに当たり無得点。1-0のまま前半を終える。

後半もモロッコがポゼッション、フランスがカウンターという図式は変わらない。だが、フランスはジルーに代えテュラムを左サイドに入れ、エムバペを中央に据えると左サイドの守備が安定する。すると、フランスは後半34分、中央のエムバペからエリア内でテュラム-エムバペと繋ぎ、エムバペが細かいフェイントを入れながら大外へパスを出すとそこには途中出場のコロムアニが。コロムアニは冷静に決め2-0とする。フランスは貴重な追加点を奪い試合を決めた。

これでフランスは2大会連続の決勝進出。この日フランスはこれまでとは少し違う顔を見せた。あえて相手にある程度持たせつつ要所を締める試合巧者ぶりを発揮し連覇へあと1勝とした。一方、敗れはしたがモロッコも大挙押し寄せたサポーターを背にこの日も勇敢に戦った。今大会の旋風は見事であり、その旅はまだ続く。アフリカ勢初の3位を目指し3位決定戦もモチベーション高く望めるであろう。

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