ベスト8 フランス 2-1 イングランド
前半17分 チュアメニ(フランス)
後半9分 ハリーケイン(イングランド)
後半33分 ジルー(フランス)
「フランスvsイングランド」
このカードがW杯決勝となっても誰も疑わないであろう。紛れもない優勝候補同士の激突はどんな結末を迎えるのか。
試合は総じてイングランドペースではあった。だが、先制したのはフランス。前半17分、エムバペがドリブルで仕掛け右サイドへ。その後デンベレ-グリーズマンと繋ぎ中央のチュアメニへ。ここでチュアメニが右足を一閃。スーパーミドルを決め先制する。
だが、イングランドは後半9分、右サイドからエリアへ侵入してきたサカがPKを得ると、これをハリーケインが決め1-1の同点とする。
それでも、追いつかれたフランスは後半33分、CKの流れから左サイドのグリーズマンが鋭いクロスを上げると、ジルーがニアへ飛び込みヘッドで合わせ貴重な勝ち越し点を奪う。
一方のイングランドも後半35分、再度途中出場のマウントが倒されVARの結果PKを得るが、今度はハリーケインが枠を外してしまう。試合終了間際にも絶好の位置でFKを得るが、ラッシュフォードはゴールを捉えることができず万事休す。フランスが2-1で逃げ切り、連覇へ最大の関門を突破。ベスト4へ進出した。
試合はイングランドがフランスの両翼デンベレ、エムバペを封じ、彼らにほとんど仕事をさせなかったが、この日のフランスはジルーやグリーズマン、チュアメニなどその他の選手が頑張りチャンスを確実に物にした。
一方、56年ぶりのW杯制覇を狙ったイングランドはフランスに対しても支配率、シュート本数でも上回っていたが、またしてもあと一歩届かなかった。
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