本田圭佑氏が発起人の大会 4v4 U10とは?
4v4 U10 全国大会予選ラウンドがフットサル東京南大沢コートで行われた。4v4 U10とは10歳以下のチームで大会に臨む4人制のサッカーで、本田圭佑氏が発起人の大会。今回取材したのはシルバーランクの大会で、ランクは他にブロンズ、ゴールドとある。この予選ラウンドは8/1 ~ 11/30まで行われ、ポイント制となっている。ゴールド大会優勝の16チームと予選ラウンドのポイント獲得上位32チームが全国大会出場の権利を得る。全国大会で優勝すると本田圭佑氏が率いるスペシャルチームと対戦できる特典つきだ。
基本的にはフットサルルールだが、大きく違う部分もある。まずはショットクロックがあり基本的にボール保持後20秒以内にシュートを打たなければいけない。また、ゴール後の再開はセンターサークルからではなく、自陣のペナルティーエリアからキックイン、ドリブルイン、ハンドパスの選択肢がありすぐにリスタートできること。つまりGKの存在が重要となる。得点は自陣からのシュートはゴールとして認められず、相手陣地でのゴールは2点、相手陣地のペナルティエリア内からのゴールは3点となる。PKでドリブルインが可能で、ゴールは3点。そして、一番の違いは監督がいないこと。戦況の変化に対する対応は子供達の判断やコーチングのみで行わなればならないことだ。おそらくこれが本田氏の1番の狙いであろう。
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3位決定戦 ほっぷ 7-2 ピーターズ
決勝 ハイドレンジャー 9-6 Greeen
ゴールが決まってもすぐにリスタートしたり、タッチラインやコーナーからドリブルインをしたりと皆が独自ルールにもきっちりと適応していたのには驚いた。また、監督がいないことで選手たちが、GKを中心にそれぞれが意見をぶつけ合い、要求し、主張している。それだけでも今大会の意図としては合格であろう。
最終的に今大会の優勝はハイドレンジャー、準優勝はGreeen、3位がほっぷとなった。
本田氏のやりたいことや方向性は伝わった。とはいえ、まだまだ始まったばかりの大会。全ての4v4 U10参加者や運営面も含め決勝ラウンドでどのような成長・進化を遂げ、最終的にどのような結末を迎えるのか見届けてみたくなる。その可能性を感じる大会であった。
なお、全国大会予選リーグと決勝トーナメントは12/24・25 ZOZOPARK HONDA FOOTBALL AREAにて、決勝は12/26に横浜国際プールにて開催される。12/24・25はSPORTS BULLで、12/26はAbemaにて放送される。そちらも注目だ。
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