記事のポイント
・日本代表FW古橋亨梧がセルティックからレンヌへ完全移籍
・移籍金は約20億円、2027年までの契約を締結
・レンヌは現在リーグ・アン16位と低迷し、得点力向上が急務
・移籍直後に監督交代、新体制のもとで即戦力として期待される
古橋亨梧がフランス・レンヌへ移籍！新天地での挑戦がスタート
フランス1部リーグ・アンのスタッド・レンヌは1月27日、スコットランド・セルティックから日本代表FW古橋亨梧を完全移籍で獲得したと発表した。契約は2027年までの2年半で、移籍金は約1200万ユーロ（約20億円）と報じられている。
現在30歳の古橋は、FC岐阜、ヴィッセル神戸を経て2021年にセルティックへ移籍。スコットランドで3年半にわたり活躍し、公式戦165試合で85ゴールを記録。2022-23シーズンにはリーグ得点王とMVPを獲得し、チームの中心選手として君臨していた。
レンヌは現在リーグ・アン16位と苦境に立たされており、得点力不足が深刻な課題となっている。古橋には即戦力としてゴール量産が期待される。本人も「残り15試合で10ゴールを目指す」と語り、チームの浮上に向け意欲を見せている。
リーグ・アンでの新たな挑戦！古橋の移籍理由とは？
セルティックでの成功と新たな目標
セルティックでは3シーズン連続で二桁得点を記録し、2022-23シーズンはリーグ戦25ゴールを挙げ得点王に輝いた。しかし、2023-24シーズンから指揮を執るブレンダン・ロジャーズ監督の戦術変更により、出場機会が減少。これを受け、より高いレベルでの挑戦を求め移籍を決意したとされる。
日本代表の欧州5大リーグ進出を後押し
フランス・リーグ・アンでは現在、伊東純也（スタッド・ランス）ら5人の日本人選手がプレーしており、欧州トップレベルでの日本人選手の評価が高まっている。古橋も「技術的にもフィジカル的にも競争が激しいリーグで挑戦したかった」と語り、新たな環境での活躍を誓っている。
移籍直後に監督交代…レンヌでの序列はどうなる？
サンパオリ監督が解任、新体制のもとでの適応がカギ
古橋の加入を強く望んでいたホルヘ・サンパオリ監督だったが、チーム成績の低迷により1月30日に解任。後任には元セネガル代表DFハビブ・ベエ氏が就任した。指揮官の交代により、古橋の起用法やチーム内での序列に変化が生じる可能性がある。
即戦力としての期待は変わらず
レンヌは現在、降格圏に迫る16位と苦しんでおり、攻撃力向上が急務。古橋は「チームの起爆剤となりたい」と意気込みを語っており、早期の適応が求められる。新監督のもとでも、得点能力を示すことでレギュラー確保につなげたい。
まとめ
古橋亨梧のフランス・レンヌ移籍は、日本人選手の欧州5大リーグ進出の新たな一歩となる。セルティックでの実績を活かし、新天地でどのような活躍を見せるかが注目される。
レンヌは次節、2月3日（日本時間）にホームでストラスブールと対戦予定。新天地デビュー戦でのゴールが期待される。古橋の挑戦は、ここからが本番だ。
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