【野球】中学野球は軟式 or 硬式のどちらでプレーすべきなのか!?

中学生の期間は、心身ともに大人になるための重要な期間です。また、将来のビジョンなどもぼんやりと考え始める時期でもあります。

多感な時期に打ち込んだことがこれからの人生に大きくつながります。
そこで、野球に打ち込む中学生は多いでしょう。

中学野球には、軟式と硬式の2つの選択肢が迫られます。どちらの方がよいのでしょうか?

中学野球は軟式or硬式のどちらでプレーすべきなのか!?という記事では、両者のメリットとデメリットを比較し、中学生にとって最適な選択肢を探っていきます。

目次

軟式球と硬式球の違いとは?

軟式野球とは?
軟式野球は日本で発祥したスポーツで、競技に軟式球を使用します。軟式球はゴム製で、一般的に中は空洞です。軟式球は硬式球よりも軽くて柔らかく、跳ねやすいのが特徴です。軽さや柔らかさなどを踏まえて、小学生や中学生、社会人の草野球などで広く使用されています。

硬式野球とは?
硬式球はコルクやゴムなどに糸を巻き付け、馬皮や牛皮で覆って作られます。硬式球は軟式球よりも重くて硬く、跳ねにくいです。硬式野球は、高校野球や大学野球、社会人野球さらにはプロ野球などで行われています。また、国際大会やオリンピック競技の野球は硬式球が採用されています。

ボールだけではない軟式野球と硬式野球の違い

軟式野球と硬式野球の違いは、使用球だけに留まりません。

用具の違いとして使用球以外に、バットやグローブも異なります。
軟式用のバットは金属製やカーボン製で、軽くて扱いやすいです。グローブは軟式用だと合皮のケースが多いです。軟式用の道具は硬式用と比較して金額が抑えられる傾向にあります。

中学生が軟式野球・硬式野球に挑戦するメリット・デメリット

中学生が軟式野球に挑戦するメリットやデメリットはそれぞれ複数あります。
軟式野球が基本的に主語になる形で記載しておりますが、硬式野球と対になるので『軟式野球のメリット=硬式野球のデメリット』・『軟式野球のデメリット=硬式野球のメリット』と読み替えていただけると幸いです。

メリット
身体への負担が少ない
用具等の費用が抑えられる
練習が毎日ある

デメリット
指導者のレベルが低い可能性がある
野球留学を考えた際に伝手が少ない
硬式野球に移行する際にひと手間かかる

軟式野球に挑戦するメリット(硬式野球のデメリット)
身体への負担が少ない(増す)
先ほど、軟式野球と硬式野球の違いで触れた通り、軟式球は硬式球と比較して軽くて柔らかいです。成長期の中学生がトレーニングを積むにあたって、軟式球と硬式球の重量差が肘や肩の怪我につながるケースも少なくありません。
用具等の費用が抑えられる(かさむ)
軟式の道具と硬式の道具を比較した際、一般的に軟式の道具費用のほうが抑えられる傾向にあります。また、硬式でプレーするとなると、シニア・ボーイズ・ヤングリーグなどのクラブチームに所属し、加えて月々の費用や遠征費が必要です。
練習が毎日ある(ないケースが多い)
軟式野球にチャレンジする場合、学校のクラブもしくは地区の軟式野球チームなどに所属するのが一般的であるため、毎日、チームで練習が可能です。

軟式野球に挑戦するデメリット(硬式野球のメリット)
指導者のレベルが低い可能性がある(高い)
中学校のクラブ活動として軟式野球に取り組む場合、顧問や指導者はあくまで教員であり、野球に精通していないケースは少なくありません。
野球留学を考えた際に伝手が少ない(多い)
こちらも、指導者のレベルに通じる側面があり、指導者が野球未経験であったり強豪校でプレーしていなかったりする場合、指導者の野球界での顔は広くない可能性があります。
硬式野球に移行する際にひと手間かかる(高校進学にも問題なし)
軟式球と硬式球の一番の違いといっても過言ではないのがボールの反発力です。打撃面でも守備面でも大きく軟式と硬式では異なります。

例えば、バッティングでいえば硬式球を押しつぶすようにフルスイングしてバットの芯で捉えた際、スイング通りにボールは飛んでいくでしょう。しかし、軟式球の場合は、ボールが押しつぶされてファールやポップフライで終わるケースが少なくありません。

また、軟式の場合は、硬式とは異なり芯で捉えれなくても飛距離が出せます。

中学生で硬式野球に挑戦した筆者の考え

筆者は小学生のころ軟式野球、中学・高校生と硬式野球、大学生では準硬式野球と幅広くプレーしてきました。中学生で硬式野球に挑戦した筆者の考えは次の通りです。

高校進学を野球留学で考えるなら硬式に挑戦
地元の公立や私立に一般入試で進学するなら軟式に挑戦

どうしても、指導者の質や野球界での顔の広さは中学校のクラブ活動では期待できません。
ほかの都道府県の高校に進学を視野に入れたいのであれば、硬式野球に挑戦をおすすめします。

中学校の軟式野球の場合、硬式のクラブチームと比較して選手個々のモチベーションの差は幅広くあります。しかし、「本気で上手くなりたい」「進学先の高校で打倒強豪校でがんばるんだ」と周囲に流されない強い想いがあれば、中学軟式でも十分やっていけるでしょう。

ウルスポをフォローしよう

この記事をシェア

この記事を書いた人

Masashi Ohtaのアバター Masashi Ohta Persist代表

2016年3月 関西大学社会学部社会学科社会システムデザイン専攻卒業。
2016年4月 新卒で国内大手生命保険会社に入社。
営業や企画業務など幅広い業務を約5年にわたり経験。
2021年1月 ITベンチャーへ転職。
保険代理店事業の立ち上げ期に、コールセンター企画や提携企業との企画折衝、さらにはコンテンツ拡充のためのサポートなどに尽力。
2023年4月 Persist立ち上げ。
2021年1月転職同時にWEBコンテンツ作成を副業で始めていたところから、WEB制作事業の運営を本格的に開始。

コメント

コメントする

top
目次
閉じる