【塩原恒夫】春のクラシック・クライマックス!〜第84回優駿牝馬オークス予想実況

広々とした府中のターフが、樫の女王を決める舞台です。どの馬にとっても初の距離、2400メートル=ヴァージン・ロード。2冠馬の誕生か?ライバル・ヒロインたちのシンデレラ・ストーリーか?18頭のゲートイン完了ー

第84回オークス、スタートしました〜まずは正面スタンド前を通って、1コーナーへのポジションどり。直後の脱落は、桜花賞以外での2桁敗戦馬キミノナハマリアとレミージュです。

向こう正面直線です。前走人気薄で結果を残せなかったエミュー、キタウイング、ドゥーラはここまでか。デビュー2連勝中ミッキーゴージャスもいきなりの大舞台…フラワー2着ヒップホップソウルも1勝馬いっぱいいっぱいか。

3.4コーナー中間、大けやきを通過。リバティアイランドを含む11頭は、勝負所をじっくりと待ちます。

さあ、最後のロング・ストレートをむかえました。フローラ4着イングランドアイズ抽選突破も伸びないか。キャリア8戦目ゴールデンハインドは、フローラの再現ならず。まだ9頭可能性を残して、最後の坂だ。

桜花賞組6番人気以下は厳しくなった。2着コナコースト、ジュベナイル2着シンリョクカ、唯一リバティを下したラヴェルの3頭が離れる。そして、堂々二冠にむけてリバティアイランド先頭に立ちます。ライバルたちを一気に突き放す〜2番手には、ディープ・ラストクロップ=ライトクオンタムが上がる。3番手争いは大激戦、桜の3,4,5着ペリファーニア・ハーパー・ドゥアイズに、フローラ2着のソーダズリングが食い下がるー

しかし、勝ったのはリバティアイランド!!2歳から3歳、桜から樫へ、自由への進化は止まりません。これで5戦4勝、GⅠ・3連勝のゴールです。

JRAホームページ・第84回オークス枠順

結論、2番ライトクオンタムと5番リバティアイランドの2頭軸マルチ3連単で、10,12,14,16〜

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この記事を書いた人

塩原 恒夫のアバター 塩原 恒夫 フリーアナウンサー

1987年フジテレビ入社、アナウンス室勤務〜2017年7月BSフジに出向し、広報担当局長としてアナウンス業務も兼ねる。2022年3月フジテレビを退社、同年4月よりフリーアナウンサー。フジテレビNEXT/F1中継や、福島テレビ・エキサイティング競馬のMCを担当する。

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