【塩原恒夫・競馬】空前絶後パラレルワールド決着へ〜有馬記念予想実況

令和6年競馬の総決算ー秋GⅠ堂々の主役をつとめた去年のグランプリ・ホースは、ラストランの舞台を諦めることになりました…。2番ゼッケンの不在は、NEWヒーロー誕生へ、さまざまな可能性への誘惑のとき。歴戦古馬と初対戦の3歳馬は、ダービー馬、菊花賞馬にホープフルな牝馬。はたして、暮れの中山2500mの先に待つのはどんな光景か!?第69回有馬記念、スタートしました。

好スタートは、ベラジオオペラ。スタニングローズ、スターズオンアース5歳牝馬が続きます。ダノンデサイル、アーバンシック、レガレイラの3歳勢がその後方、最初の直線コースに入ります。

ここで先頭は、わずかにダノンデサイルに変わった。誰も行けない行かないのなら俺が行くとばかりに、今年のダービー馬が主導権・ペースを握ります。後には、大阪杯のベラジオオペラ、エリザベス=スタニングローズ、去年2着スターズオンアースです。さらに3年前2着のディープボンドは7歳、一年前2歳で頂点に立った舞台にレガレイラ凱旋。中山3勝の実績とともにローシャムパークはブリーダーズカップ2着、その3着はシャフリヤール。そして中団に今年の菊花賞馬アーバンシック、ハーツクライ産駒の一頭ダノンベルーガとディープインパクト産駒プログノーシスが内と外。直後に宝塚の夢再びブローザホーン、一年半ぶり頂点目指すジャスティンパレス、2500は2戦2勝シュトルーヴェ、最後方に白毛8歳ハヤヤッコという15頭です。

3・4コーナー中間すぎて、まだまだ余裕十分ダノンデサイル、2番手ベラジオオペラは変わらない。そしてアーバンシックが上がってきた。最後の直線、大歓声に包まれてダノンデサイル、ジャスティンパレス、プログノーシスも伸びてきている。しかしまだダノンデサイル、ダノンデサイル。アーバンシックが、ベラジオオペラもくらいつく。粘ってまんまと、ダノンデサイルー。2着争いは際どいかアーバンシックにベラジオオペラ。

令和6年優駿の有終、覇権はダノンデサイルに引き継がれました!師走の逃走、中山オンステージだ〜

結論、1番ダノンデサイルから馬単流し〜3番アーバンシック、5番ベラジオオペラ、10番プログノーシス、11番ジャスティンパレス、16番シャフリヤールまで。

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この記事を書いた人

塩原 恒夫のアバター 塩原 恒夫 フリーアナウンサー

1987年フジテレビ入社、アナウンス室勤務〜2017年7月BSフジに出向し、広報担当局長としてアナウンス業務も兼ねる。2022年3月フジテレビを退社、同年4月よりフリーアナウンサー。フジテレビNEXT/F1中継や、福島テレビ・エキサイティング競馬のMCを担当する。

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