年明け早々一足先に、フォーミュラE世界選手権の開幕です!コロナ前までは、秋に始まって翌年夏までという日程でしたが、ここ数年は1月から8月(今季は7月)までとなっています。そんな日程も貢献したか、昨シーズン閉幕直後のモンツァで、シーズン7王者ニック・デ・フリースが、F1ウィリアムズから代役として急遽参戦、見事決勝レースで入賞につなげF1衝撃デビューを飾りました!今年は、角田選手の同僚かつ強力なライバルとして活躍が期待されています。(アイキャッチ画像は、2019年11月銀座NISSAN CROSSINGにて)
電動フォーミュラカーは、第三世代へ
シーズン1から4年ごとに進化を遂げる同一シャシーバトルは、今年よりコンパクトかつパワーアップした第三世代”Gen3″という新型シャシーが投入されます。Gen2より、約135馬力増の470馬力をどう最大限活かせるかが、開幕戦の注目の一つです。リアウイングがない外観もインパクト十分で、宇宙空間を飛び回る戦闘機のよう。
ニッポン目線で、応援やっちゃえ!
そんなフォーミュラEのレースが、来年春東京で開催されます!我らが日産も今シーズンから完全ワークスとして体制刷新、夢と希望が膨らみます。何と言っても昨シーズンまでのチーム国籍フランスから、日本に登録変更で表彰式での「君が代」を待つだけです!
ドライバーは、スーパーフォーミュラで近藤真彦監督率いるコンドーレーシングから参戦、去年シリーズ2位の実績を残したサッシャ・フェネストラズ。現役最年少23歳、日産とともにやっちゃってください〜
同僚には、フランス人コンビとしてノーマン・ナトが起用されました。おととしルーキーイヤーの最終戦で優勝を飾った才能を存分に発揮するチャンスです。
そのほかにも、日本のレースシーンで活躍した選手も数多く揃っています。国内TOPフォーミュラ王者では、アンドレ・ロッテラーとニック・キャシディの二人。ロッテラーは最年長41歳、ルマン連覇&WEC王者もフォーミュラE未勝利は意外としか言いようがありません。キャシディは、参戦2年目の去年ニューヨークで初優勝を果たしました。
第3代世界チャンピオンは誰だ!?
2014-15シーズン1から始まった選手権シリーズ。歴代王者は、ネルソン・ピケJr、セバスチャン・ブエミ、ルーカス・ディ・グラッシ、ジャン・エリック・ベルニュ(シーズン4/5連覇)、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ。シーズン7からFIA世界選手権となり、大会としてランクアップしています。初代世界王者はニック・デ・フリース、去年ストフェル・バンドーンと、2年連続メルセデス勢が独占しました(ピケJrとデ・フリース以外は現役メンバー)。ただ、メルセデス撤退に伴いチームを引き継いだのは、何とマクラーレン!しかも日産パワートレイン!!力が入りますね。
BSフジでの放送前に、スタグリ先出し〜
わたし自身は、BSフジがダイジェストを放送するようになったシーズン6から携わることとなり、4年目を迎えます。すでに結果が出ている開幕戦は、ぜひ放送をご覧いただければ嬉しいです。そこで締めくくりは、先出しスターティング・グリッド〜
クルマが、カラーが、顔ぶれが新しい
スターティング・グリッドです
ローランド、バード チーム残留組は出だしつまずく最後列
ニッサンのナト、アプトのフラインス 移籍組のブービー・ライン
2年ぶり復帰ミュラー、マセラッティ=ギュンターの心機一転
シーズン8/4勝、覚醒のモルタラ 36歳ラスト・チャンスとは言わせない
ディフェンディング・チャンピオン=バンドーン14番手、隣はセッテカマラ
ホップ~ステップ~ジャンプの3期目キャシディ、ベルニュは唯一の連覇達成者
去年ランキング2位エバンスTOP10スタート、歴代王者ダコスタが並ぶ
新旧ニッサン・ドライバー対決 ルーキー・フェネストラズ vs エース・ブエミ
一年前初優勝飾ったウェーレイン、2年目ティクトゥム飛躍の予感
最年長ロッテラーはアバランチから再出発、新人ヒューズはマクラーレンとの第一歩3位
最前列には、タイトル候補有力デニスと、6年ぶりのポールポジション=ディグラッシ
22台による未知なるテキーラ・サンライズです!
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