フジテレビNEXTでのF1中継継続が発表されました。さっそくプレシーズンテストから長丁場の放送です。現地午前の走行は、サーキット・ノイズのみ。そこで午後の実況本番前に、午前セッション限定のダイジェスト実況でお届けします〜
DAY1・チャンピオン
いよいよ待望、3日間のプレシーズンテストが始まりました。開幕戦の舞台、バーレーン・インターナショナル・サーキットです。セッション開始2分ほど前には、ピット出口にブラックアロー=ラッセルの姿。今季にかける気合いの表れか〜後ろには、フェラーリ=サインツ、こちらもライバル心を燃やしているはず!
開始10分もたたないうちに、アストンマーティン=オフの自転車事故で欠場ストロールの代役ドルゴヴィッチ(F2チャンピオン)の車が電気系トラブルでストップ…?テストあるあるな光景で、赤旗中断です。ただその前に、王者フェルスタッペンがTOPタイムをマークしていたのは貫禄といったところでしょうか。ラッセル、サインツ、角田の順で4人だけがタイムを出していました。
20分以上の中断ののち、セッション再開のピット出口には、またしてもラッセルが先頭。そして午前の半ばには、サインツがTOPタイムを更新しました。後半は、順調にプログラムをこなす角田と、去年までのチームメイトであり今季アルピーヌに移籍したガスリーのタイム合戦に注目。初日の午後は、それぞれデ・フリース、オコンに変わるだけにまずは目の前のライバルを〜
残り時間40分を切ったあたりで、フェルスタッペンが再びトップタイム。他のチームが、午前・午後でドライバーが入れ替わるのに対して、レッドブルは、フェルスタッペンがDAY2の午前まで、DAY2午後からDAY3全日をペレスというラインナップです。
初日総合結果、フルスタッペンはトータル8時間30分のセッションで157周走りTOPタイムで終えました。午後に登場のアロンソが、100分の2秒差2位発進!アストンマーティンは、午前赤旗の不安を払拭した格好です。
DAY2・ヤングパワー
雨の心配がほとんどないバーレーンは、まさにテストにはうってつけ。初日に続いて2日目も、午前中風は強そうです。ピットレーンの出口には、初日新チームで2位スタートを飾ったアロンソが列の先頭です。すぐにサインツがタイムを出して、続いたのは、前日案外のアルピーヌ=オコン。角田は、好感触と共にデータ収集に徹しているよう。
そして、コースにレッドブル〜当初発表とは違い、ペレスが今回テスト初登場です。TOPタイムは、ハースのマグヌッセン〜我らが小松さんをカメラもとらえます。アメリカチームの後は、アメリカ人ルーキーの様子を…サージェントはクルマの調整中で、1時間以上過ぎてもタイムなしの状態。ドライバー担当表をよくみたら、午後もアルボンではなく、サージェントの名前が。じっくり経験を積む一日です。
勢いを感じるサインツが、初日のタイムを更新してきました。その後、アロンソが続きます。ハミルトンは、コーナーをはみ出すリプレイ映像が目立つかな。気がついたら、2年目を迎えたジョウ・グアンユーが2番手タイムをマーク。彼も2日目の走行は通しで行う予定で、着実な前進を見せています。
3時間半が経過して、ペレスと共に角田は70周以上走行。タイムは下位でも、今やるべきことに専念している様子が十分に伝わってきました…ということにしておこう。うわっなんと、カモンUSA・サージェントが2位浮上〜
2日目総合結果。午後セッションの終盤にジョウ・グアンユーが、フルスタッペンのタイムを100分の4秒更新してTOPに。ソフトとはいえ、決めておくのは大事です。ラッセルは油圧系トラブルでコース上ストップ…赤旗で終了となりました。
DAY3・ライバル
最終日の注目は、一日通して任されたペレスの仕上げと、フェラーリ=ルクレール、メルセデス勢が手応えを得るか、そしてもちろん角田の一発アタックです!コース一番乗りは、アストンマーティン=ドルゴヴィッチ〜アロンソの得たデータ参考に、開幕戦起用のチャンスを結果につなげるだけです。
開始早々いきなり、ルクレールのマシンがリアウイング破損の映像…テストでハードラックを使い切るくらいの割り切りが必要かも。
前夜トラブルで終わったラッセルがソフトタイヤで、ペレスが記録したタイムを上回ると、ルクレールも2番手にあげます。そして。開始90分、ついにルクレールがトップに。一年前の感触を取り戻してきたなら面白い。
前半セッションも残り2時間を切って、代役ドルゴヴィッチが3番手に上がりました。プラットホームにはアロンソの姿。そして赤旗…ボッタスのクルマにトラブル発生です。シートに覆われクルマがコースからガレージに戻ってくると、クルーが壁を作った中で午後に備えることにーその甲斐あってか、結果3位で終えました。
最終日総合結果。ペレスが堂々トップで締めくくるレッドブルの万全。入賞圏は混戦模様ですが、アルファタウリがしっかりとプログラムをこなした証しが周回数にあらわれたと考えれば、角田の6番手は期待できそうです!9ヶ月間全23戦の展開と結末を妄想しながら開幕に備えます〜
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