日本財団が主催する、アスリートと共に社会課題解決の輪を広げていくことを目的とした「HEROs~Sportsmanship for the future〜」(以下 HEROs)プロジェクト。
その取り組みの一つである、アスリートやスポーツに関する社会貢献活動の優れたロールモデルを表彰する「HEROs AWARD 2023」で、プロスノーボーダーの荒井 daze 善正選手、プロ野球選手の和田毅選手、元競泳日本代表の伊藤華英氏、プロ野球の北海道日本ハムファイターズ、アディダス ジャパン株式会社の受賞が決定した事が発表されました!
今回は、「HEROs AWARD 2023」を受賞した5つの取り組みをご紹介します!
なお、授賞式は、12 月に都内にて開催する予定とのこと。
一般社団法人 SNOWBANK 荒井 daze 善正選手「SNOWBANK PAY IT FORWARD」
プロジェクト名
SNOWBANK PAY IT FORWARD
取り組む社会課題
骨髄ドナー登録者や献血協力者の慢性的な不足ビジョン 全ての人が、骨髄ドナー提供や輸血が必要な病気に罹患した際に速やかに治療のスタートラインに立てる社会をつくること。
目標/ミッション
骨髄ドナー登録や献血に関する正しい知識や、楽しい体験と結びつく明るいイメージを広く伝え、進んで骨髄ドナー登録や献血をする人を増やすこと。
事業内容
骨髄ドナー登録や献血への協力者増加を目的とした、各種スポーツ・音楽イベントなどの企画・運営。『東京雪祭』『SNOWBANK 献血プロジェクト』ほか
活動の成果
『東京雪祭』をはじめとする様々なイベントを企画・開催。今年も 11 月11 日(土)、12 日(日)の 2 日間、代々木公園にて『東京雪祭SNOWBANK PAY IT FORWARD』を開催する。「楽しいから始まる社会貢献」をテーマに、“スポーツの力=人を集める力”を最大限活用し、累計で 1万人以上のドナー登録・献血実績を誇る活動へと成⻑している。
和田毅選手「僕のルール〜1球投げるごとに 10 人分のワクチンを寄付〜」
プロジェクト名
僕のルール〜1球投げるごとに 10 人分のワクチンを寄付〜
取り組む社会課題
発展途上国の子どもたちが感染症で命を落としていること
ビジョン
子どもたちが環境に左右されず、明るい未来を描ける社会をつくる
目標/ミッション
感染症から子供たちを守るために、発展途上国へワクチンを寄付
事業内容
和田氏の投球数や勝利数など成績に応じた本数のワクチンを寄付活動の成果 2022 年には、4 か国の子どもたちへ 39,650 本、2,738,000 円分のワクチンを寄贈。活動を開始した 2005 年から合計 70 万本、42,597,430 円分の支援を実施。
伊藤華英「スポーツを止めるな『1252 プロジェクト』」
プロジェクト名
スポーツを止めるな『1252 プロジェクト』
取り組む社会課題
女子学生アスリートの生理とそれに伴う体調変化に関する教育・情報不足
ビジョン
生理による「心と身体の変化」について、医学的判断に基づく正しい知識が周知され、女子アスリートらが生涯にわたって最高のパフォーマンスが発揮できる環境をつくる。
目標/ミッション
生理により女子アスリートに現れる「心と身体の変化」を、本人および男子学生・指導者・保護者へ正しい情報を届ける。
事業内容
「生理.スポーツ」に関する女子学生実態調査と結果の発信/問題提起、学校・部活・スポーツチームに向けた 1252 セミナー/授業、女性の身体とスポーツをテーマにした youtube チャンネル『スポーツを止めるな』の Talk UP 1252 等トップアスリートとの 1252 対談・体験談コンテンツの提供、医療・教育の専門家との 1252 教育コンテンツ等
活動の成果
活動約 3 年で 50 校・団体で出張授業・調査を実施。SNS・メディアで注目を集め、X(旧 Twitter)のインプレッション数は 600 万超えた。活動がIOC の公式サイトに掲載されるなど、社会にインパクトを与えている。
北海道日本ハムファイターズ「SC(Sports Community)活動」
プロジェクト名
SC(Sports Community)活動
取り組む社会課題
健康増進、野球振興、北海道の地域課題解決
ビジョン
スポーツと生活が近くにある、心と身体の健康をはぐくむコミュニティの形成
目標/ミッション
スポーツを取り巻く環境を整え、スポーツを通して地域社会の健康と未来を創造する。
事業内容
自立援助ホーム支援の〈フード・カウンター〉、ウォーキングを通したパラスポーツ支援の〈あしあと基金〉、ウィンタースポーツ助成の〈ゆきのね奨楽金〉など、20 を超える活動を展開
活動の成果
野球を含む様々なスポーツ振興、地域課題に取り組む NPO 等への支援、非常時の被災地・医療従事者支援など、ファイターズ基金による支援額は累計1億9千万円を超える。
アディダス ジャパン株式会社「MOVE FOR THE PLANET」
プロジェクト名
MOVE FOR THE PLANET
取り組む社会課題
地球の環境問題とサステナビリティに対する人々の関心・意識。
ビジョン
スポーツを通して、コミュニティにおけるサステナビリティの啓蒙。
目標/ミッション
世界中の人達が環境問題を知り、関心を持つこと。新にサステナビリティの取り組みとしての具体的にアクションを起こし、意識を変えていくこと。
事業内容
アディダスランニングアプリにて設定された全 34 種類の幅広いアクテビティのいずれかを 10 分間行うたびに、アディダスが未来のスポーツ環境を守るために 1 ユーロを寄付するという取り組み。
活動の成果
日本で約 5 万人、世界で約 120 万人が参加。上限金額であった 150 万ユーロ、日本円で約2.3 億円の寄付に至った。またメディア露出は 300 件と過去最高で、取り組みに対する関心の高さを伺うことができた。
■HEROs Sportsmanship for the futureについて
“HEROs Sportsmanship for the future”は、社会課題解決の輪を広げるためのプラットフォームです。アスリート達の社会貢献活動を推進することで、スポーツでつながる多くの人の関心や行動を生み出す。共感と行動の輪を広げ、社会課題解決に取り組む人を増やし、社会貢献活動を行うことが世の中の当たり前になっていくことを目指すプロジェクトです。https://sportsmanship-heros.jp/
https://sportsmanship-heros.jp/assets/pdf/HEROs_pamphlet.pdf
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