記事のポイント
・宮城大弥がWBC組で唯一の選出、初戦の先発へ
・新生侍ジャパン、28人中20人が初代表入り
・大山悠輔が6年ぶりに侍ジャパン復帰
・能見篤史、松田宣浩がコーチングスタッフに就任
新生侍ジャパン発表、初選出20人の若き布陣
日本野球機構(NPB)とNPBエンタープライズは2月14日、「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本 vs オランダ」に出場する侍ジャパンのメンバー28人を発表した。今回の代表チームは、28人中20人が初選出という大幅な若返りが図られたメンバー構成となった。
2023年のWBCで世界一を経験した選手の中で、唯一代表入りしたのはオリックスの宮城大弥投手(23)。また、阪神の大山悠輔内野手(30)が2019年以来6年ぶりに侍ジャパンに復帰した。井端弘和監督(49)は「WBCまで1年を切った。新たな選手たちに良いものを見せてもらいたい」と期待を込めた。
【侍ジャパンメンバー】
■投手
宮城大弥(23、オリックス)
曽谷龍平(24、オリックス)※初
種市篤暉(26、ロッテ)
常廣羽也斗(23、広島)※初
斎藤友貴哉(30、日本ハム)※初
橋本侑樹(27、中日)※初
大津亮介(26、ソフトバンク)※初
河野竜生(26、日本ハム)※初
塹江敦哉(27、広島)※初
杉山一樹(27、ソフトバンク)※初
今井達也(26、西武)
石井大智(27、阪神)※初
■捕手
岸田行倫(28、巨人)※初
山本祐大(26、DeNA)
海野隆司(27、ソフトバンク)※初
■内野手
大山悠輔(30、阪神)
吉川尚輝(30、巨人)
森敬斗(23、DeNA)※初
長岡秀樹(23、ヤクルト)※初
佐藤輝明(25、阪神)
太田椋(24、オリックス) ※初
廣瀨隆太(23、ソフトバンク)※初
矢野雅哉(26、広島)※初
■外野手
髙部瑛斗(27、ロッテ)※初
水谷瞬(23、日本ハム)※初
細川成也(26、中日)※初
梶原昂希(25、DeNA)※初
万波中正(24、日本ハム)
【日程】
2025年3月5日(水)19:00 日本 vs オランダ @京セラドーム大阪
2025年3月6日(木)18:30 日本 vs オランダ @京セラドーム大阪
侍ジャパン、オランダ戦の注目選手たち
宮城大弥が初戦先発、種市篤暉が2戦目を担当
投手陣では、宮城が3月5日の第1戦で先発、種市篤暉(26、ロッテ)が6日の第2戦で先発することが明かされた。宮城はWBC優勝メンバーであり、国際舞台での経験を持つ数少ない選手の一人として期待が高まる。
20人が初選出!侍ジャパンの新戦力
特に注目すべきは、チームの大半を占める初選出の選手たちだ。日本ハムの水谷瞬(23)や中日の細川成也(26)は、現役ドラフトを経て移籍した選手として史上初の侍ジャパン入りを果たした。また、昨シーズン最多奪三振のタイトルを獲得した今井達也(26、西武)や、リーグ最多163安打を記録した長岡秀樹(23、ヤクルト)も選出され、実績のある若手が多く名を連ねた。
指揮官のビジョンと新たな首脳陣
井端監督は今回の選考について、「選手の力量は分かっている。WBC本番に向けて、新戦力を試す重要な場」と語り、特に左の中継ぎ投手の起用に注力する考えを示した。能見篤史氏(45)が投手コーチ、松田宣浩氏(41)が野手総合コーチとして新たに就任し、経験豊富な指導者のもとで若手選手たちが成長することが期待される。
まとめ:WBC連覇へ向けた大事な第一歩
侍ジャパンは昨年のプレミア12で準優勝に終わり、国際大会での連勝記録が27でストップした。2026年WBCに向け、新たな戦力を発掘することが急務となる中、今回のオランダ戦は選手たちにとって絶好のアピールの場となる。井端監督は「全体の底上げを図り、最強のチームを作りたい」と意気込みを語った。
新生侍ジャパンがどのような戦いを見せるのか、3月5日・6日の試合に注目が集まる。
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