【F1】唯一の日本人ドライバー角田裕毅 レッドブル昇格の可能性を考察する!

どうもレインです!

現在F1では唯一の日本人ドライバー、角田裕毅選手が参戦しています。

これまで多くの日本人ドライバーがF1に挑戦して来ましたが、角田選手は日本人として初めてレッドブルジュニアチームからF1にステップアップしたことや、歴代日本人F1ドライバーの中ではダントツに早いデビューで期待が高まりました。

日本人としてはやはり角田選手が現所属のアルファタウリからレッドブルへ昇格できるのかどうか、気になるところだと思います。

そこで今回は、角田選手の今後のF1での可能性について書いていこうと思います。

目次

角田裕毅のここまでについて

F1ではチーム毎にマシンの性能差があるので、ドライバーの実力を図るにはチームメイトとの比較がよく用いられますが、角田はデビューイヤーとなった昨年、経験不足からミスやクラッシュを連発したことなどもあり、チームメイトのピエール・ガスリーに大きく成績で差をつけられていました。

出典:RN365

しかし、今シーズンは7戦を終わった段階で、ポイントランキングでガスリーより上位にいました。

先週末行われたアゼルバイジャンGPでは不運なマシントラブルに見舞われ6位入賞のチャンスを逃し、ランキングではガスリーに逆転されてしまいましたが、下のデータを見てもらうと分かる通り、予選でもガスリーとの平均のタイム差は非常に少なく、ほぼ互角です。

出典:107% F1(@107PercentF1)

今シーズンはここまで誰もが認める実力を誇るガスリーとほぼ対等にやりあえてる角田の評価は上がっているといい、今シーズンはガスリーを上回る可能性も十分にあります。

角田裕毅 レッドブル昇格の可能性

出典:Scuderia Alpha Tauri

現在角田はレッドブルのセカンドチームであるアルファタウリに所属していますが、日本人初のF1優勝を目指すのであればトップチームであるレッドブルに昇格を果たすことが必須といえます。

前述の通り、角田は今シーズン優勝経験者でもあるガスリーと同等の速さを見せ成長ぶりをアピールしていましたが、先日レッドブルはセカンドドライバーのセルジオ・ペレスと2024年までの契約延長を発表しました。

レッドブルはすでにエースであるマックス・フェルスタッペンと長期契約を結んでいますから、(2人の契約が全うされれば)角田はいくら好成績を残したとしても少なくとも2025年まではレッドブルに昇格できないということになります。

しかし、2024年まで今のチームに在籍するとなると、セカンドチームであるアルファタウリで在籍4年。。

アルファタウリの前身であるトロロッソ時代を含め、かつて3年以上セカンドチームに在籍したドライバーでレッドブルに昇格できたドライバーはいません。

そしてレッドブルに昇格できなかったドライバーたちは、ほとんどが次のシートを得れずF1から去っています。

この中で例外と言えるのが現在フェラーリに所属するカルロス・サインツ。

出典;Scuderia Ferrari(@ScuderiaFerrari)

サインツはトロロッソで好パフォーマンスを3年間発揮し続けたものの、当時のレッドブルにはフェルスタッペンとダニエル・リカルドがおり、レッドブルに昇格を果たすことができませんでした。

そこでサインツは2017年の途中にレッドブルグループからのレンタルという形でルノーへ移籍。

自身の能力を発揮し続け2019年にはマクラーレン、2020年からはついにフェラーリへの移籍を果たすことになるのです。

角田が今シーズン安定した成績を残し、来年もアルファタウリのシートを確保できた場合、どれだけ活躍を見せても、レッドブルは両ドライバーと契約済なので2024年に昇格できる可能性は薄く、2025年まで待ったとしても、この頃には競争が激しいレッドブルジュニアの中から昇格してくるドライバーも出てきていると思いますから、昇格できる保証はありません。

なのでもし角田がレッドブルに昇格できるくらいの高パフォーマンスを発揮した場合、サインツのように、レッドブルグループからの離脱も視野に入れる必要が出てくるかもしれません。

そうすればレッドブルでなくとも勝利を狙えるチームに移籍できる可能性は高まります。

角田はレッドブルの昇格が難しくても、サインツのようなキャリアを歩むことができれば優勝を狙うことができるでしょうから、そのためにもチームメイトを上回る走りを続けてもらいたいですね。

下記の動画で掘り下げて解説しているので合わせてご覧ください。

まとめ

なにはともあれ日本人としては角田選手に長くF1に留まってもらい、願わくばトップを争えるようなドライバーになって欲しいですね!

角田選手の活躍を今後も期待していきましょう!

それでは今日はこのへんで。

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